木走日記

場末の時事評論

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

高倉健さんの死を「哀悼」する中国とそんな中国に「しまった!」と思う韓国

高倉健さんの死去をめぐり、中国では一般人だけでなく政府をあげて哀悼の意を示すという「異例の対応」となっています。 22日付け産経新聞記事から。 2014.11.22 09:51 【高倉健さん死去】 中国、異例の健さん追悼 共産党、外務省も弔意 俳優高倉健さんの…

朝日新聞記者と話題の大学生のあわい関係〜沈黙を守る朝日新聞記者にジャーナリストとしての姿勢を問いたい

10月18日、朝日新聞の原田朱美記者はツイッターにて、10月19日付けで朝日新聞に自身の記事が掲載されることをお知らせします。【お知らせ】明日の朝日新聞朝刊東京版に「日本の若者が見た香港デモ」を書きました。日本で若者の政治参加を目指す学生…

「慰安婦は天皇からのプレゼント」〜産経新聞が批判するアメリカ教科書の慰安婦記述トンデモ部分を検証

18日付け産経新聞記事から。 「日本軍は14〜20歳の女性20万人を強制的に徴用した」…史実と異なると外務省が米の高校教科書の是正を出版社に要請 米カリフォルニア州ロサンゼルス市や同市近郊の公立高校で使用されている世界史の教科書に、旧日本軍が…

「メディアが『国益』と言い始めたらおしまい」(池上彰)〜『国益』という言葉の捉え方が少しばかりかび臭くないですか?

うむ、ジャーナリストの池上彰氏が月刊誌「世界」(岩波書店)12月号で発言した内容がネットで話題になっています。 「『国益に反して何が悪い?』池上彰が朝日叩きとネトウヨの無知を大批判!」と題してリテラに記事がおこされています。 2014.11.16 「国益…

みんなの党が「空中分解」でみんなバラバラの巻〜リスク管理ができていない点で全員失格でしょう

そういえば、我が地元東京は練馬の大鳥神社は明後日22日(土)が二の酉(にのとり)であります。 練馬大鳥神社 酉の市 http://torinoichi.info/ 酉の市と言えば熊手、熊手と言えば8億円、8億円と言えば渡辺喜美、渡辺良美と言えばみんなの党であります。…

民主党よ、都合のいい解釈で統計数字を印象操作するな!〜事実に対して真摯に対峙できないその体質こそ、民主党凋落の要因だとなぜ理解できない

民主党の海江田代表が「何の大義名分があって解散するのか」と安倍総理による大義なき解散総選挙を批判しています。 BLOGOS記事から。 民主党2014年11月17日 21:24 「何の大義名分があって解散するのか」海江田代表、安倍総理による大義なき解散総選挙…

「鉄腕アトム信号機」の場所を初日でネタバレさせた朝日新聞記事〜なんでこう、みんなに嫌われるようなことをするのだろう?

今回は小ネタです。 うむ、神奈川県では、「さがみロボット産業特区」の周知広報を目的として、11日、特区内の某所に、特区のイメージキャラクターである「鉄腕アトム」を使用した歩行者用信号機を設置したとのことです。 「鉄腕アトム信号機」を設置しまし…

恥ずかしくないのか?新聞業界!〜不遜な朝日社説となりふり構わぬ新聞業界のロビー活動

16日付けの朝日新聞社説は普段2本掲げる社説を一本に絞り、いつになく力強い論説です、「消費増税の先送り」を強く批判しています、久しぶりに朝日節炸裂ともうしましょうか、すごい力の入れようです。 消費増税の先送り―一体改革を漂流させるな 2014年11…

韓国が中国のご機嫌をうかがわなければならない経済的理由

中国メディア・BWCHINESE中文網が報じているところ、北京で日中首脳会談を実施したことについて、韓国がショックを受けているのだそうです。 14日付けサーチナ記事から。 「韓国がショックを受けている」 日中首脳会談の実現で=中国メディア 201…

内閣総理大臣の解散権を「大義がない」などという抽象的な概念で批判する朝日社説

●「政治と増税 解散に大義はあるか」(12日付け朝日社説) 12日付け朝日新聞社説は「政治と増税 解散に大義はあるか」と題して、このタイミングでの衆議院解散を批判しています。 (社説)政治と増税 解散に大義はあるか 2014年11月12日05時00分 http://…

この国の給与の官民格差1.5倍以上は極めてアンフェアである理由〜人事院の「主要な民間企業」の給与の動向は実態とかけ離れている

7日付け日経新聞記事から。 河村市長に「賃上げ勧告尊重を」 名古屋市人事委員長 2014/11/7 3:05 名古屋市の河村たかし市長が、職員の今年度の給与を引き上げるように求めた市人事委員会の勧告を拒否する方針を明らかにしたのを受け、人事委の栢森(かやも…

 朝日新聞社よ、まず自ら『均等待遇原則の導入』を実践したまえ!〜格差固定化を「戦略的ビジネス」として確立している朝日新聞が何をほざく(怒)

10月30日付けの朝日社説は「派遣法審議 目指すべきは均等待遇」と題して、均等待遇原則の導入を強く主張しています。 (社説)派遣法審議 目指すべきは均等待遇 2014年10月30日05時00分 http://www.asahi.com/articles/DA3S11428800.html?ref=editorial_…

中国サンゴ密漁の件での”二つのチキンな沈黙”を憂う

31日付け毎日新聞記事から。 サンゴ密漁:今度は伊豆諸島に「CHINA」の漁船毎日新聞 2014年10月31日 21時52分(最終更新 10月31日 22時15分) 小笠原諸島で4月ごろから確認されているサンゴ密漁目的とみられる中国漁船が、約500キロ北上し、伊豆諸…

興味深い産経新聞の”小渕つぶし”報道の突出した執拗さ〜何が産経をここまで執着させているのか。

過去半月の産経新聞の小渕優子議員関連の報道について、その突出ぶりを検証しておきたいです。 10月18日、産経新聞は本人がまだ辞任を否定しているにもかかわらず、唯一紙だけ「小渕経産相辞任へ」と辞任を決めつけた号外を飛ばします。 【産経新聞号外…