木走日記

場末の時事評論

鳩山新党『共和党』の名称が有する深刻なメタファー

再度まじめにこの問題を読者のみなさんと考えてみたいのです。

一般的に『共和党(Republican Party)』という名称はアメリカ合衆国の保守党を連想させます。

合衆国共和党は、伝統的保守層とキリスト教主義勢力(300万人を擁する「クリスチャン・コアリション」を筆頭とする福音派)の集票に支えられた政党であります。

リベラルを標榜する民主党に対峙する保守党のイメージがあるわけです。

『共和主義』との用語は二重性のある用語で、共和国においては、古代の共和制ローマアメリカ合衆国の建国当時の政治体制を範とした、中道右派もしくは保守の、代議制を重視した政治思想を指すことが多いわけです。

しかし、君主制の国においては、民主主義に基づき君主の廃位を要求すること、つまり君主制廃止論を意味する場合が大半であります。

典型的な事例として、前者は米の共和党であり、後者は君主制のイギリスから独立し共和制を樹立したアイルランド共和党があります。

これらのどちらの意味が強調されるかには留意が必要であり、原則として歴史的文脈から判断することになります。

簡単に整理すれば、『共和党』という党名が有する共和主義なるものは、共和制の国であれば体制を擁護する保守的色彩を帯び、君主制の国においては君主制廃止論を意味する急新的・革新的色彩を帯びるのであります。

さて本題です。

鳩山由紀夫元首相(72)は、韓国で第1回三・一運動国連ユネスコ(国連教育科学文化機関)平和大賞国際部門の受賞が決定した同じ25日、今度は「第1回共和党結党準備会」を開きました。

朝日新聞記事より。 

鳩山元首相「共和党」の結党を準備 現職議員の参加は…
2019年10月25日21時47分

 鳩山由紀夫元首相(72)が25日、新党「共和党」の結党に向けた準備会を発足させた。

 鳩山氏は1993年自民党を離党し、後に民主党を結党。09年には政権交代を果たし、首相になった。12年に衆院議員を引退してからは、シンクタンク代表に就任し、永田町から距離を置いてきた。

 鳩山氏は、この日都内で開いた結党準備の会合で講演した。「共和主義とはみんなが和して同ぜずという考え方だ」と説明。「安倍政権を終わらせるため、野党をどう結集させるのか。そのために政党を作るのが正しいのか、大いに議論していきたい」と将来の政党化に意欲を示した。

 2030年までに30人の国会議員誕生を目指すというが、現時点で現職議員の参加予定はないという。

https://www.asahi.com/articles/ASMBT62BRMBTUTFK01Z.html

共和党の公式サイトがもう立ち上がっています。

そこには「共和は実は日本発の政治概念」との珍説とともに、「共和主義の理念が政治に求められている」との主張が展開されています。

公式サイトより説明を抜粋。

共和の「共」は古代の金文では、大切なものを左右の手で支える姿を意味し、「和」は旗の前で平和を誓うことを意味する。共和は実は日本発の政治概念で、孔子が理想とした中国古代「周」において非道の王が逃亡し、政治空白が生まれたときに、責任ある知識人や政治家が協働して政治を支えた「共和期」に原典がある。

今まさに日本において単に投票箱民主主義だけでなく、生活体験、職業経験、知識そして責任を持つ人々が立ち上がり、協力し合って社会と政治を支える共和主義の理念が政治に求められている。
https://www.kyowa-to.jp/1

「共和主義」の定義を勝手に解釈変更しています。

非常に困惑します。

鳩山氏は、民主党結党時月刊誌『Ronza』(朝日新聞社・平成8年6月号)に、「わがリベラル・友愛革命」との論文で、自分の政治的立ち位置を「リベラルは愛である」と宣言した人間であります。

その政治的文脈で考えればどうしても、「共和主義」との用語は、君主制の国においては、民主主義に基づき君主の廃位を要求すること、つまり君主制廃止論を意味する色彩を帯びることは自明です。

もちろんこの国には『政党結社の自由』が法律で保証されていますので、鳩山氏がどのような政党を結成しようとご本人の自由です。

しかしながらその『共和党』という名称が有するメタファーは、象徴天皇制の日本に取り極めて深刻な次の政治課題を突きつけるわけです。

君主制を廃止して共和制を目指すのか?

鳩山由紀夫元首相が25日、新党「共和党」の結党に向けた準備会を発足させました。

この新党の名称『共和党』は、ご本人がいかに珍説を説こうと、国際的には君主制から共和制を目指す政党とみなされることでしょう。

読者のみなさんは、この問題いかがお考えでしょうか?



関連エントリー

2019-10-28
暴走機関車と化した鳩山由紀夫元首相を誰か止めてくれ!
https://kibashiri.hatenablog.com/archive/2019/10/28
2019-10-27
祝!鳩山由紀夫元首相、第1回三・一運動国連ユネスコ平和大賞受賞!!〜でたらめな論理で日本の『無限責任論』を演説でまき散らす鳩山由紀夫元首相
https://kibashiri.hatenablog.com/archive/2019/10/27

(木走まさみず)

暴走機関車と化した鳩山由紀夫元首相を誰か止めてくれ!

暴走機関車と化した鳩山由紀夫元首相(72)なのであります。

さて、鳩山氏は、韓国で第1回三・一運動国連ユネスコ(国連教育科学文化機関)平和大賞国際部門の受賞が決定した同じ25日、今度は「第1回共和党結党準備会」を開きました。

な、なんなんでしょうか?「第1回共和党結党準備会」って・・・

どうもどうやら「共和党」という名の新党結党準備なのだそうです。

朝日新聞記事より。 

鳩山元首相「共和党」の結党を準備 現職議員の参加は…
2019年10月25日21時47分

 鳩山由紀夫元首相(72)が25日、新党「共和党」の結党に向けた準備会を発足させた。

 鳩山氏は1993年自民党を離党し、後に民主党を結党。09年には政権交代を果たし、首相になった。12年に衆院議員を引退してからは、シンクタンク代表に就任し、永田町から距離を置いてきた。

 鳩山氏は、この日都内で開いた結党準備の会合で講演した。「共和主義とはみんなが和して同ぜずという考え方だ」と説明。「安倍政権を終わらせるため、野党をどう結集させるのか。そのために政党を作るのが正しいのか、大いに議論していきたい」と将来の政党化に意欲を示した。

 2030年までに30人の国会議員誕生を目指すというが、現時点で現職議員の参加予定はないという。

https://www.asahi.com/articles/ASMBT62BRMBTUTFK01Z.html

しかしなあ、自ら結党した民主党で総理大臣まで登り詰めた元政治家が、今度は共和党を結党するというのです。

共和党の公式サイトがもう立ち上がっています。

そこには「共和は実は日本発の政治概念」との珍説とともに、「共和主義の理念が政治に求められている」との主張が展開されています。

共和の「共」は古代の金文では、大切なものを左右の手で支える姿を意味し、「和」は旗の前で平和を誓うことを意味する。共和は実は日本発の政治概念で、孔子が理想とした中国古代「周」において非道の王が逃亡し、政治空白が生まれたときに、責任ある知識人や政治家が協働して政治を支えた「共和期」に原典がある。

今まさに日本において単に投票箱民主主義だけでなく、生活体験、職業経験、知識そして責任を持つ人々が立ち上がり、協力し合って社会と政治を支える共和主義の理念が政治に求められている。
https://www.kyowa-to.jp/1

「共和主義」の定義を自分勝手に解釈変更しないでいただきたい。

あなたは、民主党結党時月刊誌『Ronza』(朝日新聞社・平成8年6月号)に、「わがリベラル・友愛革命」との論文で、自分の政治的立ち位置を「リベラルは愛である」と宣言した人間である。

政治家としての矜持がまだ少しでも残っているならば、よりによって出鱈目な新解釈で「共和主義」を唱えることはあり得ないだろう。

「共和主義」との用語は、君主制の国においては、民主主義に基づき君主の廃位を要求すること、つまり君主制廃止論を意味する場合が大半である。

ふざけるなと言いたい。

政治をなめるな!!といいたいです。

この暴走状態の元政治家を誰か止めていただけませんか?



(木走まさみず)

祝!鳩山由紀夫元首相、第1回三・一運動国連ユネスコ平和大賞受賞!!〜でたらめな論理で日本の『無限責任論』を演説でまき散らす鳩山由紀夫元首相

鳩山由紀夫元首相(72)が第1回三・一運動国連ユネスコ(国連教育科学文化機関)平和大賞国際部門の受賞者に選ばれました。同賞は三・一運動国連ユネスコ世界記録遺産登載記念財団が主催しており、同財団の理事長は金泳鎮(キム・ヨンジン)元農林水産部(省に相当)長官が務めております。

「国連ユネスコ(国連教育科学文化機関)平和大賞」と国際的機関の名称を冠に掲げた賞ですが、もちろん韓国国内のローカルな賞なのですが、その栄えある第一回国際部門の受賞者に、鳩山由紀夫元首相が選出されたのであります。

選出理由は、「鳩山氏は日帝慰安婦被害者らと韓国人原爆被爆者を訪れて謝罪し、東アジアの平和運動に力を入れるなど、正しい韓日関係の志向点を示した功労が認められた」とのことであります。

25日付け朝鮮日報記事より。

三・一運動国連ユネスコ平和大賞に鳩山由紀夫元首相
10/25(金) 9:20配信朝鮮日報日本語版

 鳩山由紀夫・元首相(72)が第1回三・一運動国連ユネスコ(国連教育科学文化機関)平和大賞国際部門の受賞者に選ばれた。同賞は三・一運動国連ユネスコ世界記録遺産登載記念財団が主催している。同財団の理事長は金泳鎮(キム・ヨンジン)元農林水産部(省に相当)長官が務める。

 鳩山氏は日帝慰安婦被害者らと韓国人原爆被爆者を訪れて謝罪し、東アジアの平和運動に力を入れるなど、正しい韓日関係の志向点を示した功労が認められた。国内部門では柳寛順(ユ・グァンスン)烈士(1902-20)が選ばれた。授賞式は26日午後6時からソウル汝矣島の国会議員会館大講堂で執り行われる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191025-00080011-chosun-kr

さてこの受賞を受けて鳩山由紀夫・元首相が韓国にてフォーラムで基調演説を行い韓国メディアの取材を受けています。

(関連記事)

鳩山由紀夫氏「日本、引き続き申し訳ないという気持ちで『無限責任論』持たなければ」
中央日報日本語版
2019.10.25 14:04
https://s.japanese.joins.com/JArticle/258946?servcode=A00

記事によれば鳩山氏の主張はこのとおり。

「韓日関係が非常に良くない状況で、韓国と日本、中国が互いに協力するかどうかによって世界の平和に影響を与える」

「平和のために日本が動いているかどうかと言われれば必ずしもそうではない」

「戦争で敗れた国は相手がこれ以上謝る必要がないと言うくらい、相手に気持ちが伝わるまで繰り返し申し訳ないという気持ちで『無限責任論』を持たなければならない」

うーん。

「戦争で敗れた国は相手がこれ以上謝る必要がないと言うくらい、相手に気持ちが伝わるまで繰り返し申し訳ないという気持ちで『無限責任論』を持たなければならない」と鳩山氏は力説します。

まずそもそも『無限責任論』ですが、過去の罪を1000年、2000年、未来永劫永遠に日本は半島に謝罪し続けなければならないという朝鮮半島特有の「恨の文化」に根ざす論であります。

「戦争で敗れた国は相手がこれ以上謝る必要がないと言うくらい」無限に謝罪せよと言うのですが、この前提自体おかしいのですよね、だって当時朝鮮半島は日本だったから日本は朝鮮には負けていないわけで、逆に当時の朝鮮人は志願して皇軍に参加していたわけで、その意味では日本の敗北は当時日本だった半島の敗北に等しいわけです。

第1回三・一運動国連ユネスコ平和大賞で、でたらめな論理で日本の『無限責任論』を演説で、まき散らす鳩山由紀夫元首相なのでした。

祝!鳩山由紀夫元首相、第1回三・一運動国連ユネスコ平和大賞受賞!!

でたらめな鳩山氏の受賞で、この賞のでたらめぶりも際立ち、日本人としては生暖かく見守るしかありません。

ふう。



(木走まさみず)

「ヤンチャなバツイチ男」菅原一秀氏の小ネタ

今回は小ネタです。

菅原一秀経済産業相が25日午前、安倍晋三首相に辞表を提出しました。9月11日の第4次安倍再改造内閣発足後わずか1カ月あまりで重要閣僚が事実上の更迭に追い込まれたことは、政権にとって大きな痛手です。

菅原氏は25日、国会内での記者会見で「自らの問題によって経産行政、政府全体の審議の課題が止まるのは本意ではない」と述べ、公設秘書が選挙区内で香典や供花を渡したとする週刊文春の報道については「翌日の葬儀に私が自ら出席した」と説明いたしました。

(関連記事)

菅原経産相スピード辞任に擁護の声聞かれず 週刊誌報道で早くから「アウトだ」
2019.10.25 10:32政治政策
https://www.sankei.com/politics/news/191025/plt1910250019-n1.html

うーむ。

菅原一秀氏の練馬区地元の事務所は、西武線練馬駅から徒歩5分ほどの所にあります、練馬区役所からほど近い小さな雑居ビルの2Fです。

その1Fにはかつて数年前まで日本料理屋がありまして、私事で恐縮なのですが練馬在住の私の行きつけの店なのでありました。

その店を取り上げた12年前のエントリーがありますので、お時間のある読者は一読あれ。

関連エントリー

赤福餅の「不正行為」に関しての一愚考
https://kibashiri.hatenablog.com/entry/20071022/1193039221

今回、菅原一秀氏のだらしない件で読者のみなさんは、一体安倍改造政権の「身体検査」はどうなっていたんだと当然の疑問をお持ちだと思います。

少しだけ裏話を・・・

ひと月前、私は菅原一秀氏のことを「ヤンチャなバツイチ男なので素行には要注意」としながら「大いに期待したい」と評しました。

私事で恐縮ですが、菅原氏の選挙区は私の地元(練馬区)でありまして、彼の出身中学と私の出身中学はお隣です。

また偶然なのですが、彼の元私設秘書が私が練馬で経営していたIT企業で働いていたこともあります。

ヤンチャなバツイチ男なので素行には要注意(苦笑)ですが、昔から彼の人柄をよく知っておりますが、安倍政権の意向を忠実に実践していく経産相としては最適任といってよいでしょう。

第4次安倍再改造内閣、大いに期待したいです。

2019-09-11
河野太郎茂木敏充菅原一秀の「防衛相・外相・経産相」は対韓国で盤石の体制 より
https://kibashiri.hatenablog.com/entry/2019/09/11/103646

「ヤンチャなバツイチ男」菅原氏の女性問題は、一部地元では有名な話でございます。

私が元秘書から聞いた話は、とてもここでは全てを開陳できませんが、某温泉地に女性と逢びきするのに、先行して秘書が女性をお忍びに某温泉旅館にお連れするという「生々しい」お話でした。

当初から自民党本部より菅原氏の女性問題は徹底的に「身体検査」されてまして、本人も数年前よりその方面の「身辺整理」を徹底してきたのでありました。

従って、今問題が発覚した菅原氏の公選法違反は「盲点」いいますか、チェックが甘かったことは、否めません。

無派閥の彼が経産相という要職にいきなり抜擢されたのは、菅官房長官の存在が大きかったのではあるまいか。

やれやれです。

ふう。



(木走まさみず)

陛下の立ち位置にケチをつける朝日新聞社説の頭の悪さ

中国メディア・東方網は22日、同日行われた天皇陛下の即位礼正殿の儀で皇后陛下が身につけられたお召し物について紹介し、非常に高貴で荘厳な雰囲気を醸し出していたと報じます。「即位礼正殿の儀では鮮やかな配色の伝統的な十二単を着用されたとし、その重さが実に15キログラムに及ぶと紹介」しています。

また、まず、即位礼正殿の儀に先立って両陛下がそれぞれ宮中三殿賢所に参拝した際には、両陛下とも純白の礼服を着用したと説明。皇后陛下は清潔、神聖を表す純白の十二単に大垂髪(おすべらかし)と呼ばれる髪型でお出ましになり、端正で荘厳な表情も相まって「非常に強いセレモニー感」があったと評しました。

(関連記事)

美しく荘厳・・・中国メディア、即位礼正殿の儀における皇后陛下の「いでたち」に注目
2019-10-23 10:12
http://news.searchina.net/id/1683644?page=1

極めて宗教色の強いシーンでも、宮中の儀式などで日本古来のしきたりが今も守られ、伝統的な衣装や道具が用いられるという点について、伝統文化の保護という観点から感銘を覚える部分もあるようです。

中国ではすでに伝統文化がなくなってしまったという自戒の念もあるようです。

今回は欧米メディアだけでなく中韓でも好意的報道が目立っているようです。

(関連記事)

中韓、友好的な反応 即位礼正殿の儀 海外メディアも大きく報道
https://www.sankei.com/life/news/191022/lif1910220094-n1.html

さて世界のメディアの中でも例外はあります。

日本共産党機関紙しんぶん赤旗です。

日本共産党機関紙しんぶん赤旗は「戦前そのままの儀式が再現され、日本国憲法国民主権政教分離原則に抵触する内容」なので「共産党は出席せず」との記事を興しました。

(関連記事)


即位の礼」諸儀式行う

共産党 憲法守る立場から出席せず

 政府は22日、天皇の「即位の礼」関係の諸儀式を皇居内で行いました。中心儀式である「即位礼正殿の儀」では、海外の賓客ら国内外から2000人が参列するなか、戦前そのままの儀式が再現され、日本国憲法国民主権政教分離原則に抵触する内容となりました。

 「正殿の儀」では、天皇が神によって天皇の地位を与えられたことを示す「高御座(たかみくら)」から即位を宣言する「おことば」をのべ、安倍晋三首相が「寿詞」(よごと=臣下が天皇に奏上する祝賀の言葉)をのべ、万歳三唱しました。

 「おことば」では、平成の「代替わり」のときの「日本国憲法を遵守し」という文言が「憲法にのっとり」に置き換えられ、天皇憲法遵守義務が明確にうたわれませんでした。

 これに先立ち、天皇が「即位の礼」を行うことを天皇家の祖先神とされる天照大神アマテラスオオミカミ)やその他の神々に告げる「即位礼当日賢所大前(かしこどころおおまえ)の儀」などが行われました。

 この儀式は完全な神事であり、国事行為ではなく皇室行事として行われましたが、首相をはじめ三権の長、閣僚らが列席しました。

 日本共産党は一連の儀式について、憲法の原則と相いれないあり方の是正を繰り返し求めてきました。しかし、儀式内容は見直されず、憲法を厳格に守る立場から「即位礼正殿の儀」「饗宴の儀」には出席しませんでした。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-10-23/2019102301_04_1.html

そして日本のクオリティペーパー(自称)、朝日新聞が「天孫降臨神話に由来する高御座(たかみくら)に陛下が立ち、国民の代表である三権の長を見おろす形をとること」は憲法違反の疑いありと批判します。

朝日新聞社説より当該部分を抜粋。

 正殿の儀をめぐっても、天孫降臨神話に由来する高御座(たかみくら)に陛下が立ち、国民の代表である三権の長を見おろす形をとることや、いわゆる三種の神器のうち剣と璽(じ)(勾玉〈まがたま〉)が脇に置かれることに、以前から「国民主権政教分離原則にそぐわない」との指摘があった。

(関連記事)

(社説)即位の礼 前例踏襲が残した課題
2019年10月23日05時00分

恩赦実施も「支配者が慈悲を施すかのような色彩を帯びる」と批判します。

 恩赦も実施された。要件を絞って対象者は前回の約5分の1(55万人)になったものの、司法の判断を行政が一方的に覆す措置に反対論も根強かった。まして皇室の慶弔と結びつけば、支配者が慈悲を施すかのような色彩を帯びる。犯罪被害者を守り、その思いを大事にしようという社会の要請にも反する。それでも先例が優先された。

社説は「華やかな式典の陰で多くの課題が積み残された」と結ばれています。

 どれも国の基本である憲法にかかわる話だ。誠実さを著しく欠く対応と言わざるを得ない。

 上皇さまが退位の意向を示唆するメッセージを発したのは3年前だ。議論の時間は十分あったのに政治は怠慢・不作為を決めこんだ。華やかな式典の陰で多くの課題が積み残された。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14228225.html?iref=editorial_backnumber

世界中で中韓含めて多くの海外メディアが即位礼正殿の儀に対して極めて好意的な報道をしています。

その神道的宗教色の強い儀式も含めて「美しく荘厳」とその伝統を賛美しています。

その中で国内メディアのしんぶん赤旗朝日新聞社説がこの儀式の宗教色を憲法違反の疑いがあるとして批判します。

朝日新聞に至っては、「天孫降臨神話に由来する高御座(たかみくら)に陛下が立ち、国民の代表である三権の長を見おろす形をとること」と、天皇陛下三権の長を見おろすこと自体を批判しています。

やれやれです。

そんなこと言ったら、国会召集されるときの天皇のお席はどうなの、国会議長や総理の席よりもづいぶん高いのですが主権在民に反しませんか?

天孫降臨神話に由来する高御座(たかみくら)に陛下が立ち、国民の代表である三権の長を見おろす形をとること」

陛下の立ち位置にケチをつける朝日新聞社説なのです。

頭悪いのでしょうか、あほらしいです。

ふう。



(木走まさみず)

朝日社説が擁護する歪んだ論理~「日本国家を侮蔑する作品を展示するのに、日本国家から金を補助してもらおうとする姑息な根性」

16日付け朝日新聞社説が再び『あいちトリエンナーレ』を取り上げています。

(社説)あいち芸術祭 閉幕後も山積する課題
https://www.asahi.com/articles/DA3S14218963.html?iref=editorial_backnumber

社説のタイトルにある「閉幕後も山積する課題」とは何なんでしょう。

まずは「断片情報に基づく批判」が発生、「一部の政治家が、同じく表面的な事象だけをとらえて攻撃を加え、火に油を注いだ」とします。

 騒ぎの発端は、作品を見ることも、制作意図に触れることもないまま、断片情報に基づく批判が開幕直後に寄せられたことだった。河村たかし名古屋市長ら一部の政治家が、同じく表面的な事象だけをとらえて攻撃を加え、火に油を注いだ。

「とどめは文化芸術を守るべき文化庁」とし、補助金の不交付を「暴挙」と批判します。

 とどめは文化芸術を守るべき文化庁だ。9月下旬になって、内定していた補助金の不交付を決めるという暴挙に出た。

文化庁は「暴力で芸術を圧殺しようとした勢力に加担した」と批判します。

行政が本来の道を踏み外し、暴力で芸術を圧殺しようとした勢力に加担した。そう言わざるを得ない。

つぎのあたりがなかなかの名文です、「既成の概念や価値観をゆさぶる作品が、次の時代を切り開き、自由で多様な方向に世界を広げる原動力」になってきたのだそうです。

 美術、文学、音楽を問わず、既成の概念や価値観をゆさぶる作品が、次の時代を切り開き、自由で多様な方向に世界を広げる原動力になってきた。それが否定されてしまえば、社会は閉塞(へいそく)状況に陥るばかりだ。

慰安婦少女像などを「日本へのヘイト」と批判するのは「あきれる話」と一蹴いたします。

 慰安婦に着想を得た少女像や昭和天皇を含む肖像などが燃える映像作品に対して、「日本へのヘイト」との批判も飛び出した。これもあきれる話だ。

社説の結びは、「明らかにそれに当たらない作品をヘイトと指弾することは、蓄積を無視し、自分が気に食わないから取り締まれと言うだけの暴論」であるとし、「ゆるがせにできない課題が数多く残されている」と結ばれています。

 表現の自由への過度な制約にならぬよう、規制すべきヘイト行為とは何か、社会全体で議論を重ね、定義づけ、一線を引いてきた。明らかにそれに当たらない作品をヘイトと指弾することは、蓄積を無視し、自分が気に食わないから取り締まれと言うだけの暴論でしかない。

 ゆるがせにできない課題が数多く残されている。閉幕で一件落着ということにはできない。

繰り返し「表現の自由」を訴えるしつこい朝日新聞社説なのですが、まず出鱈目な慰安婦少女像は芸術作品でもなんでもないのです、その出鱈目の生みの親は朝日新聞自身の捏造報道なのですから、前回当ブログでも指摘いたしましたが、「朝日新聞よ、どの面をさげてそれを言う」という厚顔無恥を再度さらしているわけです。

当該部分を再掲します。

(前略)

最初の吉田氏の「朝鮮の女性 私も連行」記事が掲載された1982年から、今検証したとおり朝日新聞捏造報道を繰り返し、それらの捏造を認めたのは2015年、実に33年の長きを要したのでした。

これらの朝日新聞慰安婦捏造記事は世界中に拡散し、取り返しのつかない事態を招いてしまいました。

世界各地で従軍慰安婦の「少女像」が建てられ、日本軍により性的奴隷として少女が強制連行された「架空のストーリー」が作られました。

これはまったくの出鱈目であり、従ってこの少女像は芸術でもなんでもない、ただただ朝日新聞の出鱈目報道とそれに追随した韓国による、日本を侮蔑するためだけのツールなのであります。

朝日新聞編集室よ、自らの捏造報道が生み出した出鱈目の「少女像」展示再開を、「傷ついた表現の自由を回復」と美化するその無神経さはどうにかなりませんか?

繰り返します。

朝日新聞よ、どの面をさげてそれを言うのだ!?

2019-10-09
「圧力をはねのけ、傷ついた表現の自由を回復せよ」(朝日社説)だと?~朝日新聞よ、どの面をさげてそれを言う より
https://kibashiri.hatenablog.com/entry/2019/10/09/163450

今回の朝日社説で、あきれるのは慰安婦少女像を「日本へのヘイト」ではない、「明らかにそれに当たらない作品」だと言い切っている点です。

 慰安婦に着想を得た少女像や昭和天皇を含む肖像などが燃える映像作品に対して、「日本へのヘイト」との批判も飛び出した。これもあきれる話だ。

 表現の自由への過度な制約にならぬよう、規制すべきヘイト行為とは何か、社会全体で議論を重ね、定義づけ、一線を引いてきた。明らかにそれに当たらない作品をヘイトと指弾することは、蓄積を無視し、自分が気に食わないから取り締まれと言うだけの暴論でしかない。

「自分が気に食わないから取り締まれと言うだけの暴論」では断じてありません、この少女像は、朝日新聞が世界に振り撒いた大嘘の記事から生まれ世界中に設置されている、韓国による日本に対するただの侮蔑ツールにすぎないのだから、断じて芸術作品ではないのです。

最後に、日本国家を侮蔑する作品を展示するのに、日本国家から金を補助してもらおうなんて姑息な根性が気に入りません。

「ゆるがせにできない課題が数多く残されている」のは朝日新聞社説のほうです。



(木走まさみず)

公党同士の約束を平気で反故にし、災害時には財政バラマキを主張する、不誠実・無責任な旧民主党の議員のみなさん

台風19号は東日本を中心に記録的な豪雨をもたらしました。洪水や土砂災害などの被害が極めて広範囲に及び、深刻な事態です。

15日午前の報道で、58人死亡15人不明211人けがとなっており、堤防の決壊は、37河川の52か所に上っています。しかし、被害の全容はまだ分かっていません。

近年日本近海の海温上昇により、台風が勢力を保ったまま日本列島近くに北上・上陸することが多くなりました。この傾向は今後も続くことでしょう。

NHK「日曜討論」での野党議員の方々の無責任とも言える発言が気になりました。

まず、立憲民主党の逢坂政務調査会長は「政府は、自治体に『財源は心配するな』というサインを早く出すべきだ。これほどの自然災害の被害が相次ぐと、個人の力で生活を再建するのは容易ではなく、私的な財産への支援の在り方も根本から見直していく必要があるのではないか」と述べました。

次に国民民主党の泉政務調査会長は「被害の大きさによっては、補正予算案の編成も考えなければならない。生活再建にあたっては、家財道具や車を中心に消費税率10%の負担がかかってくるので、何か手当てができないか被災者向けの枠組みを考える必要がある」と述べました。

旧民主党の逢坂、泉両議員は、政府に「自治体に『財源は心配するな』というサインを早く出せ」「家財道具や車を中心に消費税率10%の負担がかかってくるので、何か手当てができないか被災者向けの枠組みを考」よと、財政的にほぼ制限なく支出すべきだと要求します。

しかし話が消費税増税になると、とってかわって立憲民主党逢坂誠二政調会長は「税制の逆進性が高まり、お金を持っている企業、個人が有利な税制になっている」と述べ、国民民主党泉健太政調会長は「駆け込み需要すらおきないほど消費に元気がない。疲弊していると判断すべきだ」と語りました。

消費税増税は大反対なのです。

(関連記事)

与野党 政府は人命救助や被災地支援を NHK「日曜討論
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012128971000.html

財源は気にせず大盤振る舞いせよ、しかし増税はするな、というご両人の主張ですが、これは政治家として極めて無責任な論理です。

そもそも、立憲民主党の逢坂政務調査会長、国民民主党の泉政務調査会長、お二人とも2012年の三党合意のとき、民主党在籍でしたよね。
野田佳彦首相のもと、民主党主導で「現行5%の消費税率を2014年4月に8%、15年10月に10%に引き上げる法案」を採決しましたよね。

当時の日経記事より抜粋。

一体改革、3党合意 消費税率上げへ前進
民主、18日に党内手続き
2012/6/15付

民主、自民、公明3党は15日夜、社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる修正で合意した。自公両党は同法案に賛成する方向で、現行5%の消費税率を2014年4月に8%、15年10月に10%に引き上げる法案は成立に向けて大きく前進する。野田佳彦首相は20日にも自公両党との党首会談を検討。今国会の会期末の21日までに衆院で採決したい考え。政府・与党は参院審議をにらみ8月までを軸に会期を延長する方針を固めた。

(後略)
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1504S_V10C12A6MM8000/

特に逢坂さん、あなた3党合意の時、民主党副幹事長の要職にありましたよね。

公党同士の約束を平気で反故にし、災害時に国民受けのする財政バラマキを財源確保も担保せず主張する、旧民主党の議員のみなさんは不誠実・無責任です

読者の皆さん。

そうは思いませんか。



(木走まさみず)