森喜朗組織委員会会長の東京五輪でトラブル続出〜もしやあの恐ろしい法則が、発動されつつあるのかも(嘘付け!)
今回は小ネタの与太話です。
さて、2020年東京オリンピック・佐野研二郎さん制作のエンブレムに盗作疑惑浮上であります。
ベルギー・リエージュ劇場のロゴを制作したオリビエ・ドビさんが、劇場のロゴと東京オリンピックのエンブレムのデザインが酷似している、これは完全にパクリじゃんか、とお怒りです。
ドビさんは自らのTwitterで、エンブレムを比較しています。
当ブログはデザインとか完全に素人でよくわかりませんが、これはオリビエ・ドビさんがお怒りなのも頷けますね。
素人目にも、似ているとかのレベルではなく、各パーツの配分とかそのままですもの。
さて、東京五輪のエンブレムはアートディレクター・佐野研二郎氏(42)の作品です。
デザインは「東京」「チーム」「トゥモロー」の頭文字を取った「T」がモチーフ。
すべての色を混ぜ合わせるとできる黒で「多様性」を表現し、日の丸の赤を盛り込む和風テイストであります。
スポニチ記事によれば、佐野氏の事務所はスポニチ本紙の取材に「その件についてお答えすることはできません。詳しいことは東京五輪組織委員会に聞いてほしい」と、ノーコメントであります。
また、東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲戦略広報課長は「国際的な商標登録の手続きを経てエンブレムを発表している。特に本件に関して懸念はしていない」とコメントしています。
武藤敏郎事務総長もエンブレムを発表した24日の記者会見で「国際商標の確認を終え、国際オリンピック委員会、国際パラリンピック委員会の承認を得て決定した」と話しています。
(参考記事)
東京五輪エンブレム、劇場ロゴ盗作!?佐野氏「お答えできない」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/07/30/kiji/K20150730010836330.html
没になったザハ氏の新国立競技場デザインに対する、森喜朗先生の金言を思い出したのは、私だけではありますまい。
私は当初からあんな生牡蠣をドロッと垂らしたようなデザインを見せられて「へーっ、こんなのは嫌だなあ」と思ったけどね…。
2015-07-17 新国立競技場建設に「無報酬」で尽力する森喜朗先生に光りあれ!! より
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20150717
さてこの件ですが、訴えられるかどうかわかりませんが、ここまでケチがついたなら、やり直した方がよろしいのではないでしょうかね。
絵画やデザイン作品などでよく「盗作」なのか「オマージュ」なのか、論争になるわけですが、基本的に、
・元の作品の作者に許可を得ていること
・元の作品が誰の作品であるか明示していること
最低でもこの二つはクリアしていないと、単なる「盗作」と言われても仕方がない、元作品をリスペクトしつつデザインする「オマージュ」作品とは言えないと思うわけです。
あそこまで堂々とエンブレムを派手に発表しておいて、ここでエンブレムを白紙撤回するなんて、国際的に笑い者になってしまうとか心配される方もおられましょうが、この盗作もどきのエンブレムをそのまま使う方が「恥知らず」感満載でよろしくないと思いますが、いずれにしてももう笑い者になってしまっていますからね。
しかし、2020年東京オリンピックですが、なぜか「デザイン系」がダメダメなのであります。
なんか呪われているようですよね。
ザハ氏の件もそうですが、これ最終的にはそのデザインを選んだ方の責任であることは自明です。
作品を選んだ方が悪いのですよね。
・・・
もうね新エンブレムは64年のようにシンプルなものがいいんじゃないですかね。
日の丸ではない日本由来のシンプルなデザインか・・・
おお、ひらめきましたぞ。
日本古来の前方後円墳と日の丸。
シンプルではないでしょうか。
少しシンプルすぎるかな。
・・・
あ、中央に偉大な貢献をされた人物を掲げるのも有りですね。
こんな感じ。
あれ?
なんだか●●みたいになっちゃった(-_-;)
失礼いたしました。
・・・
ふう。
先ほどは「呪われている」などと非科学的なことを言いましたが、もしかすると「世界の絶対法則」にも取り上げられている、あの恐ろしい法則が、発動されつつあるのかもしれません。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長でおらっしゃる森喜朗先生にまつわる法則であります。
■森喜朗の法則 (出典:木走日記)
その1・森先生が賛成する政策は100%に近い確率で実現しない
その2・森先生が反対する政策は100%に近い確率で実現する
世界の絶対法則一覧 より
http://www22.atpages.jp/yasz/hunbook/column/absolute_low.htm
法則その1『森先生が賛成する政策は100%に近い確率で実現しない』、これです。
(参考エントリー)
2006-05-29 『森喜朗の法則』〜反対する政策は100%に近い確率で実現する
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20060529
・・・
恐ろしや。
(木走まさみず)