木走日記

場末の時事評論

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

心臓が弱い人は民主党を支持するときには注意が必要〜役人の論理の前で突然に変節する民主党の政治信条

政治家の政治信条とはかくも変節可能なものなのでしょうか。 29日付け読売社説から。 死刑執行 やっと法相の責任を果たした(7月29日付・読売社説) 民主党政権になってから初めて、2人に死刑が執行された。昨年7月に3人の執行があって以来1年ぶりにな…

余計なお世話ですが、日本のリベラル勢力はそろそろ政策のライトウィング(右の翼)を広げてみてはいかが?

社会党時代衆参合わせて250人を超える勢力を誇っていたのも今は昔、辻元氏の離党でついに国会議員10名の小所帯に落ちぶれた社民党なのであります。 辻元氏は遠からず与党側に加わるという予測がありますが、これも失礼ながら多くの国民にとって別段どう…

町場の零細経営者が「みんなの党」が主張するインフレターゲットに好意的な理由

「みんなの党」が主張するインフレターゲット政策についての賛否をめぐる議論がネットで盛んであります。 リフレーションを支持するいわゆるリフレ派とアンチリフレ派の議論は経済学の専門用語飛び交うものが多く、マクロ経済学など学んだことのない一般人に…

「消費税15%」IMF様よりありがたい御神託が開示されました

増税信者にとりIMF様よりありがたい御神託が開示されました。 日本の消費税を11年度から段階的に15%まで上げよとの御神託でございます。 マスメディアはさっそく速報で飛びついております。 【朝日新聞】日本に消費増税の11年度着手を提言 IMF…

おごれる「アジェンダ」は久しからず〜みんなの党よ、「独善」に陥るなかれ

13日付け産経新聞電子版記事から。 「公明は与党ぼけ」みんなの党の渡辺代表、参院議長人事で 2010.7.13 22:50 みんなの党の渡辺喜美代表は13日、BSフジの報道番組で、参院議長選出に関し公明党が第1党の民主党から選出すべきだと主張していることに…

そろそろ参議院は「一票の格差」是正を思い切って放棄してみてはいかが

野党時代に厳しく当時の自公政権に要求・主張してきたことが与党になってことごとくブーメランしちゃっている民主党政権なのであります。 かつて安倍政権、福田政権がそれぞれ一年足らずで政権を降りたとき、自民党内の「政権たらい回し」するな、衆院の解散…

ある意味有権者がぶれていないことを証明した「みんなの党」大躍進

まあ予想通りの結果と申してよいでしょう、民主党敗北はそのとおりなのですが、この結果を「大敗」あるいは「惨敗」と表現できるかは少し微妙ですね、個人的には44議席とは民主がふんばった敗北と考えます。 比例ではいまだ民主が得票数第一位でしたし、東…

「経団連」の代弁者になりさがっているマスメディア

5日付けの読売新聞社説から。 雇用対策 意欲ある若者や女性に仕事を(7月5日付・読売社説) 高齢者の増加と15歳から64歳までの生産年齢人口の減少が、猛烈な勢いで進んでいる。 消費を盛り上げ、経済の持続的な成長を可能とするためには、若者や女性が…

イメージ戦略がまったく欠落しているとしか思えない民主党の不思議

一週間前の菅首相はこんな発言をしていました、30日付け産経新聞記事から。 菅首相が自民マニフェスト評価 消費税率10%「勇気はたたえたい」 2010.6.30 13:00 菅直人首相は30日午前、青森市内で街頭演説し、自民党が参院選公約(マニフェスト)に消費…