嗚呼!!立憲民主党よどこへいく?〜メンツも支持率も「先祖返り」していく立憲民主党
蓮舫氏、立憲入り
2017年12月27日05時00分
https://www.asahi.com/articles/DA3S13291960.html
これでここ半月で5人目の民進党から立憲民主党に鞍替えなのであります。
蓮舫氏、山尾志桜里氏、有田芳生氏、風間直樹氏、江崎孝氏の5名です。
(関連記事)
山尾氏が入党届、立憲民主入りへ 枝野氏と会談
2017年12月26日16時30分
https://www.asahi.com/articles/DA3S13291829.html
江崎氏が立憲入り
2017年12月23日05時00分
https://www.asahi.com/articles/DA3S13286685.html
民進・風間氏が離党届
2017年12月22日05時00分
https://www.asahi.com/articles/DA3S13284827.html
民進から立憲へ、乗り換え相次ぐ 有田氏「正直な選択」
2017年12月11日18時55分
https://www.asahi.com/articles/ASKDC3WHHKDCUTFK00C.html
この鞍替えラッシュにより、立憲民主党が野党第一党になりました。
立民 4人入党を承認 民進上回り野党第1党に
12月26日 17時44分選挙
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171226/k10011272291000.html
やれやれです。
しかしなあ、山尾志桜里氏に有田芳生氏、そして蓮舫氏であります。
しかしキャラの濃い3名でありまして、当ブログでも繰り返し取り上げて批判してきた御三方なのでした、過去のエントリーをご紹介、未読の読者はご一読あれ。
【山尾志桜里氏】関連エントリー
2017-12-08 目指せ!政界失楽園!!〜ゲス離婚で非難囂々の腐ったリンゴなひとたち
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20171208
【有田芳生氏】関連エントリー
2017-07-07 「こんな人たち」と有田芳生先生の淡い関係
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20170707
【蓮舫氏】関連エントリー
2017-07-19 「容疑者」が「被害者」に変質するめちゃくちゃな蓮舫最低会見
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20170719
さて、蓮舫氏、山尾志桜里氏、有田芳生氏の相次ぐ入党で、これじゃメンツが民進党に「先祖返り」じゃないか、一部からブーイングの立憲民主党なのであります。
さにあらん、このブーイング、見事支持率にも現れています、立憲民主党の最近の支持率が暴落なのであります。
朝日新聞世論調査によれば、立憲の支持率は遂に1桁9%にまで落ち込みました。
政党支持、自民36%、立憲9% 朝日新聞世論調査
2017年12月19日01時34分
https://www.asahi.com/articles/ASKDL3GXPKDLUZPS002.html
これですね、過去3ヵ月の朝日の世論調査で見ますとより顕著なのであります。
グラフにしてみました。
■民進党系政党 過去3ケ月の支持率推移(朝日新聞世論調査より)
※下記世論調査結果より当ブログ作成
世論調査―質問と回答〈23、24日〉
2017年10月24日22時39分
https://www.asahi.com/articles/ASKBS3PWJKBSUZPS007.html
世論調査―質問と回答〈11日、12日〉
2017年11月14日01時04分
https://www.asahi.com/articles/ASKCF54J6KCFUZPS002.html
世論調査―質問と回答〈16日、17日〉
2017年12月19日01時35分
https://www.asahi.com/articles/ASKDL4JSRKDLUZPS007.html
ご覧ください、衆院選挙後わずか2ヶ月でこの支持率暴落ぶりです。
10月の17ポイントから12ポイント、9ポイントと月をまたぐたびにこの減りようです。
ちなみに民進党系(立憲+希望+民進)で合算すると、10月の20ポイントから12月の11ポイントと、半減であります。
メンツが民進党に「先祖返り」したならば、支持率も暴落、9%と1桁に「先祖返り」してしまった立憲民主党なのであります。
・・・
まとめです。
立憲の枝野さんは小池百合子氏とは真逆で「排除の論理」は取らない、民進党から来る人は拒まず、という方針のようです。
しかし当ブログは、3か月前こんな方針では立憲民主党は沈んでしまうと予言しています。
2017-10-03 ともに沈んでいくのか立憲民主党〜枝野さんのその優しさがおめでたく残念な件
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20171003
当時は菅直人元首相の立憲入りを批判して、「枝野さんのその優しさがおめでたく残念」と申しました。
当該部分を抜粋、ご紹介。
いや惜しいです。
多様性(たようせい)とは、幅広く性質の異なる群が存在することでありますが、これは「多様性」を認めた場合のおめでたいケース、まったく残念なケースとして日本政治史に記録されることでしょう。
民主党政権の体たらく、その最悪にして最大の責任者である菅直人元首相の入党であります。
本気で新党に国民の支持を集めようと求めるのならば、この選択はないのです。
これにて立憲民主党の将来もおめでたい残念な方向が見えてきました。
過去の民主党政権が国民にどこまで否定されているのか、枝野さんは考えが甘すぎるのです。
小さいとはいえせっかくの新党の船出に、こんなでかいイカリ積んでどうするんですか。
この小さな船ではでかすぎるイカリ(菅直人さん)とともに沈んでいくことでしょう。
なぜわからない?
枝野さんのその優しさがおめでたく残念でなりません。
そして今、蓮舫氏、山尾志桜里氏、有田芳生氏の相次ぐ入党であります。
上記例え話で申せば「小さな船」にあまりに重い重石たちの乗船なのであります。
しかしなあ。
これじゃあ乗り組み員が民進党と変わらんじゃないですか、ただ船が小さくなっただけじゃないですか。
嗚呼!!立憲民主党よどこへいく?(いや沈むのか?)
メンツが民進党に「先祖返り」したならば、支持率も暴落、9%と1桁に「先祖返り」してしまった立憲民主党なのであります。
ふう。
(木走まさみず)