木走日記

場末の時事評論

東京18区の予想だにしない不気味な胎動

 今回はここだけの小ネタですよ、大きい声で言いたくないし。

 地元自民党関係者から聞いた、ほんとかいなの、おぞましい話でございます。

 誰の責任だとか誰がいけないとか決していいません。

 ええ、いいませんとも。

 しかしですよ。

 こんな理不尽なことが起こっていいのでしょうか。

 まずこの動き。

 今度の選挙で、立憲民主党で立つ旧民進党候補者の選挙区には、希望の党刺客候補をぶつけるのであります。

 これ自体は独立の事象としてまあ納得するのです。

 もうひとつの動き。

 今度の選挙で、立憲民主党で立つ旧民進党候補者の選挙区には、共産・社民が選挙協力をして候補を立てないのであります。

 これ自体も独立の事象としてまあ納得するのです。

 しかし読者のみなさん。

 この二つの動きがドッキングすると、選挙区によっては、予想だにしない不気味な胎動をまねいてしまうのであります。

 東京18区です。

前回第47回衆議院議員総選挙では当日有権者数:420,304人、最終投票率:57.43%でありました。

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持 比例重複
土屋正忠 72 自由民主党 106,143票 45.8% 公明党推薦
比当 菅直人 68 民主党 89,877票 38.8% 緑の党支持
  結城亮 44 日本共産党 35,699票 15.4%    

 さあ、この選挙区で何が起こるか想像してください。

 まず前回2位の民進党候補者は立憲民主党で立つわけです。

 で希望の党刺客候補をぶつけてきました。

 ときた敦(新人)さんです。

 この人の参戦で、確実に保守票が割れます、おそらくより悪影響を受けるのは自民候補でしょう。

 で、追い打ちをかけて共産党候補が辞退です。

 前回共産候補の35,000票余りが立憲民主党候補に流れます。

 そうすると・・・

 ・・・

 ・・・

 ええええええええ!?

 そんなあ、ごむたいな。

 誰の責任だとか誰がいけないとか決していいません。

 ええ、いいませんとも。

 しかしですよ。

 こんな理不尽なことが起こっていいのでしょうか。

 この話、結構マジな話です。

 陣営では、少なくとも惜敗率での復活はいけると見込んでいるとか。

 ・・・

 希望来りてまたしても復活なのか?、なのであります。

 本当だとすれば、恐るべきはなんたる復活力。

 読者のみなさん。

 比例復活3連チャンって、おかしいとおもいませんか?(いまさら感すご(汗

 これ、どう思います?

 こんなこと本当に起こるのか?

 起こるとして、許されることなのか?

 はあ(タメイキ



(木走まさみず)