各ニュースサイトのアクセスランキング徹底比較〜朝日新聞デジタルのユーザー層はスケベ中心(苦笑)か!?
さて、今回は7月7日の七夕(たなばた)の日にちなみまして、各メディアのニュースサイトについて、趣向を凝らしてそれぞれのユーザー層を分析してみたいと思います。
各メディアのニュースサイトはこちら。
■朝日新聞
http://www.asahi.com/
■読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/
■毎日新聞
http://mainichi.jp/
■産経新聞
http://www.sankei.com/
■日経新聞
http://www.nikkei.com/
で、ご承知のようにトップページのたいてい右側に、今どのニュースがよく読まれているのか、よく読まれている記事のアクセスランキングが表示されています。
読売新聞サイトだとこんな感じ。
で、今回はある同時刻に、各サイトではどんな記事がよく読まれているのか、それにより各サイトを利用するユーザー層について、分析を試みようという、斬新な企画であります。
で、2015年7月7日七夕の日の午後5時ジャストにおける、各サイトのアクセスランキングを比較することにいたしましょう。
各サイトの人気記事のアクセスランキングを分析することで、各メディアがどのようなジャンルの報道をネット上で重視しているのか、はたまた、どのようなジャンルに関心のあるユーザー層が来訪しているのか、分析を試みます。
最初に全てのサイトで同じ時刻を選んだのは、公平を期すためにであります。
一切の当ブログによる仕込み(?)がないことを証するために画像を付けて確認いただきます。
さて各サイトでランキングの表示は3記事から10記事とバラバラですが、上位5記事にならして分析してまいりましょう。
まず読売新聞。
人気上位5記事をリンク付きでご紹介。
【1位】
トヨタ前役員、不起訴へ…「悪質性低い」と判断
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150707-OYT1T50130.html?from=y10
【2位】
EU、ギリシャに圧力…独仏「適切な提案」要求
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150707-OYT1T50107.html?from=y10
【3位】
新国立「見直しを」8割…「真摯に受け止める」
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20150707-OYT1T50088.html?from=y10
【4位】
逮捕の父親「油まき火をつけた」…4人死亡火災
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150707-OYT1T50131.html?from=y10
【5位】
元夫の家族につきまとい容疑…50歳女を逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150707-OYT1T50102.html?from=y10
【キバシリ寸評】
リアルでは世界一の発行部数をほこる読売ですが、実はネット上の存在感が薄いことは有名な話。このランキングでも時事問題から社会事件記事、海外記事が無難にランキングされていますが、以下にも失礼ながら地味なのであります。
次に毎日新聞。
人気上位5記事をリンク付きでご紹介。
【1位】
小樽のひき逃げ:懲役22年求刑 「一生かけて償って」 遺族涙の陳述 /北海道
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20150704ddlk01040370000c.html
【2位】
年金情報流出:厚労相「対策完了は虚偽報告…極めて遺憾」
http://mainichi.jp/select/news/20150707k0000e040208000c.html
【3位】
ギリシャ:返済負担3割軽減など新提案へ
http://mainichi.jp/select/news/20150707k0000e020195000c.html
【4位】
STAP論文:不正問題 小保方氏が60万円返還
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150707-OYT1T50131.html?from=y10
【5位】
小保方晴子氏:2本の論文掲載費用約60万円を理研に返還
http://mainichi.jp/select/news/20150707k0000e040168000c.html
【キバシリ寸評】
毎日は科学報道に力を入れていて定評があります。このランキングでも小保方氏の記事が二件ランキングされています。科学記事に関心のあるユーザー層が来訪していると推測できますね。
次に産経新聞。
人気上位5記事をリンク付きでご紹介。
【1位】
今度はランドセルを“攻撃”「軍国主義の象徴だ!」 横の金具も「手榴弾をつるすため」歪んだ反日どこまで…http://www.sankei.com/premium/news/150707/prm1507070003-n1.html【2位】
【2位】
韓国の仕打ち「あきれた」 世界文化遺産登録で
http://www.sankei.com/west/news/150707/wst1507070013-n1.html
【3位】
「死んでねえっちゅうの!!」 橋下氏?死に体?どころか「完全復帰」 自民ショック「官邸が仙豆を与えた」http://www.sankei.com/west/news/150707/wst1507070008-n1.html
【4位】
韓国柔道界のデタラメぶりにあ然…会長は「ひざまずけ」と暴行 代表監督は公金横領に八百長疑惑http://www.sankei.com/premium/news/150704/prm1507040021-n1.html
【5位】
対韓交渉「失格だ」 政権内に外務省批判
http://www.sankei.com/politics/news/150706/plt1507060046-n1.html
【キバシリ寸評】
おお、孤高の右派メディア我らが産経新聞であります。上位5本のうち4本が韓国ネタ、一本は橋下さんです、さすが(苦笑)です。産経さんサイトはコアなユーザー層をつかんでおります、反日ネタならまず産経サイトへと多くのネットユーザーの支持を集めているわけです。
次に日経新聞。
人気上位5記事をリンク付きでご紹介。
【1位】
9月リスク」に身構える市場
http://www.nikkei.com/money/gold/toshimagold.aspx?g=DGXMZO8898701007072015000000
【2位】
日本株大幅高も輸出株にギリシャ余波
http://www.nikkei.com/markets/features/30.aspx?g=DGXMZO8899808007072015000000
【3位】
面接官から「元気だね」と言われたら要注意
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO88948280W5A700C1000000/
【4位】
アサヒ、スーパードライ頼み克服へ「モンスター」投入
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/editors.aspx?g=DGXMZO8895082006072015000000
【5位】
EU、ギリシャへ人道支援検討 医薬品など供給懸念で
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM07H0E_X00C15A7EAF000/
【キバシリ寸評】
さすが日経です。上位5本のうち4本が経済ネタです。で、興味深いのは残りの一本が、就活ネタ「面接官から「元気だね」と言われたら要注意」なんですね。これですね、日経デジタルユーザーに少なからずの就活生が存在していることを示しているのかもですね、就活用に日経読まなきゃって感じでしょうか。
最後に朝日新聞。
人気上位5記事をリンク付きでご紹介。
【1位】
「キャバクラ60分4千円」のはずが…夜の歌舞伎町ルポ
http://www.asahi.com/articles/ASH745FSFH74UTIL010.html?iref=comtop_rnavi_arank_nr01
【2位】
売春場所提供した疑い、漫画家を逮捕 ネットで参加募る
http://www.asahi.com/articles/ASH6Y457QH6YULOB00G.html?iref=comtop_rnavi_arank_nr02
【3位】
銀座のクラブママが夫に「枕営業」 妻の賠償請求を棄却
http://www.asahi.com/articles/ASH5W4T8BH5WUTIL013.html?iref=comtop_rnavi_arank_nr03
【4位】
16歳少女、売春相手募った疑いで逮捕 ツイッターで
http://www.asahi.com/articles/ASH6K724PH6KULOB022.html?iref=comtop_rnavi_arank_nr04
【5位】
台湾爆発事故、ありったけのガーゼ送った日本企業に反響
http://www.asahi.com/articles/ASH714W2XH71UHBI027.html
【キバシリ寸評】
・・・
今回はある同時刻に、各サイトではどんな記事がよく読まれているのか、それにより各サイトを利用するユーザー層について、分析を試みようという、斬新な企画でありました。
2015年7月7日七夕の日の午後5時ジャストにおける、各サイトのアクセスランキングを比較いたしました。
目的は、各サイトの人気記事のアクセスランキングを分析することで、各メディアがどのようなジャンルの報道をネット上で重視しているのか、はたまた、どのようなジャンルに関心のあるユーザー層が来訪しているのか、分析するためでありました。
読者のみなさま、この企画、楽しんでいただけましたでしょうか。
ふう。
(木走まさみず)