木走日記

場末の時事評論

開票速報 参院郵政民営化法案! 大差で否決確定!!

 8月8日半日の動きを時系列で経緯を速報していますみました。

参院投票開始!! 

13:35分現在 賛成 44票 反対 9票

13:40分現在 賛成 108票 反対 90票
 
 現時点自民投票だけで反対票は18票を大きく超えた模様。

13:45分現在

 賛成 108票 反対 125票 
 
 予想外の大差で否決されました。

●追加情報:13:56
 自民党からの反対票は21票(テレビ朝日報道より)
 欠席・棄権票は8票(フジテレビ報道より)

●追加情報:14:03
 ・山本一太氏(自民党参議院議員)談(テレビ東京報道より)
 「残念な結果。思った以上の差がついた。大差で可決すれば衆議院解散できないという反対派の説得工作が功を奏してしまったようだ」(テレビ東京報道より)

 ・小泉首相報道陣の「解散ですか」の問いに、ニヤリと笑って「ハイ」と答えた模様。

●追加情報:14:08
 ・公明党冬柴幹事長談(NHK報道より)
 「他党のことでもあり見守っていたが、結果としては残念である。今朝武部自民党幹事長に修正案を今朝提出したのだが時間的に間に合わなかった。しかし、大差で否決されたのは非常にショックである」
 ・自民党公明党党首会談を急遽開かれる模様(NHK報道より)
 ・小泉首相衆議院解散の意向を政府関係者に伝えた模様(NHK報道より)

●追加情報:14:12
 ・政府は15:00から臨時閣議を開くことを決定(TBS報道より)
 ・自民党青木参議院議員会長 談「これでおわりました」(TBS報道より)

●追加情報:14:16
 ・自民党片山幹事長(TBS報道より)
 「どうしてもいいほうに流れてしまう。そういう結果だ。選挙だって同じだ。今のままでは解散の流れだ。」
 ・亀井静香衆議院議員談(TBS報道より)
 「参議院の良識がしめされた。こんなことをやったら駄目です。総理も政党政治の原点に戻り正気に戻るべきだ」

●追加情報:14:25
 ・小泉首相 談
 「反対者は公認をしない。また300の小選挙区全区に公認候補を立てる」と党役員会で発言した模様。(日本テレビ報道より)
 ・北川(公明党)・麻生(自民党)・中川(自民党)・島村(自民党)4名の閣僚が署名を拒否する模様。小泉首相は4名を罷免するかは現段階では不明(日本テレビ報道より)
 ・竹中郵政担当大臣 談
「否決は大変残念。郵政民営化はこれからの日本に小さな政府を作っていけるのか大きな分かれ道だった」(日本テレビ報道より)

●追加情報:14:35
 ・小泉首相14:30から公明党の神崎代表と与党党首会談(NHK報道より)
 ・綿貫氏ら反対派が国会内で会合開き今後の対応を協議の模様(NHK報道より)

●追加情報:14:43
 ・与党党首会談にて、投票日をすり合わせる模様
 反対派に準備させないため自民党側は9月4日投票日にする意向で、これに対し公明党側は9月11日を主張する模様(TBS報道より)
 ・河野太郎自民党衆議院議員(TBS報道より)
 「自民党は壊れていい。郵政民営化解散以外のなにものでもない。国民に信を問えばいい」
 ・管直人民主党衆議院(TBS報道より)
 「政権交代解散だ。国民リセット解散だ。」
 ・民主党は内閣不信任案を提出した模様(TBS報道より)

●追加情報:14:55
 ・小泉首相は投票日は9月11日と言明した模様(フジテレビ報道より)
 ・民主党岡田代表小泉内閣は与党からも支持を受けていない。国民不在の党内闘争に明け暮れた結果である。」岡田代表内閣不信任案を提出(NHK報道より)
 ・野田聖子自民党衆議院議員「心から感謝している。反対票が22名いたということは驚くとともに参議院はすごいと思った。残念なのは小泉首相以外自民党議員のほとんどが解散を望んでないのに、小泉首相は選挙費用500億円かかるわけだし、党内融和を目指していただきたい」(フジテレビ報道より)

●追加情報:15:02
 ・イギリスBBC放送速報
 「今後の日本経済への影響は少ない」
 ・小泉首相公明党との与党党首会談で8月30日公示9月11日投票と言明(NHK報道より)
 ・島村農林通産大臣は「15時からの臨時閣議で解散の閣議決定の署名に応じない」と報道陣に発言した模様(NHK報道より)

●追加情報:15:14
 ・臨時閣議では亀井派の中川氏・島村氏2氏が署名拒否の模様
  また罷免した場合小泉首相が兼務するため衆院解散には影響がない模様(テレビ朝日報道より)
 ・小泉首相、本日解散後記者会見の予定(日本テレビ報道より)
 ・綿貫氏談「公認されない理由はない」自民執行部「反対票を投じた37名は公認しない」。棄権・欠席した議員の扱いは未定の模様(日本テレビ報道より)
 ・小泉首相「改革派、守旧派の色分けをはっきりさせて選挙を行えばいい」という主旨の発言をしている模様(日本テレビ報道より)

●追加情報:15:25
  ・埼玉県小菅郵便局長「否決の瞬間局内で拍手が沸きました。これほど差がつくとは思わなかった。小泉首相は辞任すべきだ」(TBSテレビ報道より)
  ・自民党の反対票は22票(NHK報道より)
  ・小泉首相臨時閣議ブルーのネクタイを締めて臨時閣議にのぞむ「いつもの閣議とちがいますから」(テレビ朝日報道より)

●追加情報:15:40
  ・臨時閣議15:10よりはじまる。(テレビ朝日報道より)
  ・衆議院本会議は午後6時以降にずれ込む模様(テレビ朝日報道より)
  ・自民党久間総務会長「反対した人を公認しないのは当然である。(反対派選挙区に)対立候補を立てるのは小泉首相がそういう方針ならばやむを得ない」(NHK報道より)
  ・鈴木宗男氏「解散して信を問うのはいいことだ。私も必勝の覚悟で戦う」(TBSテレビ報道より)
  ・公明党神崎代表、党首会談後記者会見にて談
小泉首相からは『ご協力ありがとうございます。私は民意を問いたい。』といわれた。私からは首相に選挙協力も十分にできないし解散はすべきでないと申し上げた」(NHK報道より)

●追加情報:16:00
  ・郵政懇話会の幹部の一人が「新党設立も選択肢のひとつだ」と言明の模様。(TBSテレビ報道より)
  ・東証終値12円高、株価は政局の影響を受けず(TBSテレビ報道より)
  ・臨時閣議では、小泉首相衆議院解散の閣議決定を全ての閣僚から署名を求めている模様。これに対し何名かの閣僚が署名を拒否している模様(日本テレビ報道より)
  ・武部幹事長自民党執行部は弁明書の提出期限を明後日に繰り上げることを決定、事実上反対投票した議員37人を締め出すための手続きと見られる。棄権者には郵政民営化への考えを変えれば公認する予定。(日本テレビ報道より)

●追加情報:16:20
  ・首相官邸で開かれている臨時閣議で、閣議書への署名を拒否している閣僚が出ているため、全体的に予定が遅れてる模様。当初5時予定の本会議は6時過ぎにずれ込む見込み。(TBSテレビ報道より)
  ・大仁田厚自民党参議院議員 談
   「(棄権した)自分も嫌だし、こういう決断を迫った首相も嫌だ」(TBSテレビ報道より)
  ・自民党舛添要一参議院議員 談
   「私は賛成票を投じたが、結果は予想通りだ。これは総理の『自信過剰』解散である。」(日本テレビ報道より)

●追加情報:16:40
  ・島村農林水産大臣衆議院の解散に反対し臨時閣議で辞表を提出、臨時閣議を途中退出。(NHK報道より)
  ・小泉首相農林水産大臣を兼務して臨時閣議を進めている模様。(テレビ朝日報道より)
  ・小泉首相は「古い自民党はぶっ壊す。新しい自民党でやる」と発言した模様(NHK報道より)
  ・青木参議院議員会長 談(日本テレビ報道より)
   「まことに残念である。衆議院選挙には全力で応援する。(自らの責任は)今は衆議院選挙に全面的に協力することだ」

●追加情報:17:00
  ・反対派議員足並みに乱れが出始める。反対派は都内ホテルで会合を開いたが亀井静香氏が唱える新党構想は必ずしも支持を得られていない模様(日本テレビ報道より)
  ・臨時閣議で解散に反対している閣僚には小泉首相自らが一人一人別室にて説得している模様(日本テレビ報道より)
  ・小林興起自民党衆議院議員 談
   「小泉首相は常軌を逸した人だ。これでは原理主義者だ。総理周辺には原理主義者ばかりで普通の参謀がいないのではないか。解散選挙ではなく内閣は総辞職すべきだ。」(テレビ朝日報道より)
  ・与謝野自民党政調会長 談
   「反対派は政策要求ではなくムードで反対して、たとえば郵便局が無くなるなどという主張は非常に不誠実なものであった。反対派のいいぶんは改革をつぶすという意図がありありであった。我々執行部としては、総理が反対派に対抗馬を立てるとした方針はやむを得ないものであると考える。」(NHK報道より)
  ・臨時閣議の冒頭、小泉首相は閣僚に衆議院解散の承認の挙手を求めたところ複数の閣僚が反対の意思を示した模様(日本テレビ報道より)

●追加情報:17:20
  ・小泉首相は島村農林水産大臣を罷免した模様(NHK報道より)
  ・議院運営理事会で与野党衆議院本会議を午後6時開催で同意。ただ臨時閣議の終了時間によっては予定を遅れて開催する可能性も考慮するものとした。(NHK報道より)
  ・生田日本郵政公社総裁 談
 「いずれにせよ国会における真摯な議論に感謝したい。」(NHK報道より)
  ・山口日本商工会議所会頭 談
 「きわめて残念だが、選挙で国民の信を問い一日も早く政治空白を泣くしてほしい」(NHK報道より)
  ・白鳳大学福岡教授 談
 「日本の国は二院制であるのに、参議院で否決されて衆議院を解散するのは誰が考えてもおかしいのだが、小泉首相は大統領型首相なので、そう判断したのだろう。本当は、郵政などは優先順位はそれほど高くなく、年金とかより重要な課題をないがしろにしてこの時期に政治空白を作ることには違和感を覚える」(テレビ朝日報道より)

●追加情報:17:24
  ・政府は臨時閣議において、島村農林大臣を罷免の上、衆議院解散の閣議決定を全会一致で決定。(NHK報道より)


●追加情報:17:42
  ・議院運営理事会で与野党衆議院本会議は午後7時からに正式決定。(NHK報道より)
  ・阿倍信三幹事長代理 談(TBSテレビ報道より)
   「苦しい中、郵政法案賛成していただいた議員のみなさんを全員当選させさらにいかに上乗せするか勝負の選挙となる。選挙において、小泉首相のリーダーシップによって改革がさらに前進していくことを信じている。これはまさに「構造改革選挙」である。絶対に勝ちにいかなければならない」
  ・細田官房長官、総理大臣官邸にて記者会見開く
   「政府は臨時閣議において、島村農林大臣の辞表は受理せず罷免、合わせて樫村防衛政務官を罷免の上、衆議院解散の閣議決定を全会一致で行った」と発言(NHK報道より)
  ・天皇詔書のため内閣総務官が皇居に向かった模様(テレビ朝日報道より)

●追加情報:18:02
  ・島村大臣以外に反対した閣僚は一人だけで、その閣僚は小泉首相の説得に応じて閣議決定に賛成した模様(TBSテレビ報道より)
  ・武部幹事長は新たな公認候補者選定作業に早くも入った模様(フジテレビ報道より)
  ・町村外相 談
   「改革を進めようとした小泉内閣と改革反対した守旧派および労働組合で身動き取れない民主党の反対により衆議院解散に陥ったものである」(NHK報道より)
  ・綿貫衆議院議員 談
   「小泉首相の独裁的な政治(議会を無視した)は、憲政史上汚点を残した。公認を認めないなどというのは小泉首相の独裁であり、私たちは弁明書を出すつもりはない。今後は選挙を通じて国民の皆様に訴えて行きたい。新党は今の時点で考えていない、私どもは王道を歩んできたのである。」(NHK報道より)

●追加情報:19:04

 ・郵政民営化法案が否決されたのを受け、衆議院は午後7時から本会議を開き、解散した。午後7時4分、「憲法七条により衆議院を解散する」と解散詔書河野洋平議長が読み上げた。(NHK報道より)

●追加情報:20:34

 ・小泉首相は記者会見を開き、「郵政民営化法案が国会で否決されたために改めて衆議院を解散し総選挙で国民の信を問うとして、郵政改革選挙である」と発言した。また、反対派を公認しない方針を明確にした上で、勝敗ラインは自民・公明を合わせて過半数を取ることであると発言、過半数取れなければ「退陣する」とした。(NHK報道より)


●(ブログ管理人より追記) 18:25

 速報してまいりましたとおり、本日参議院にて17票差で郵政民営化法案は否決されました。それを受けて小泉首相臨時閣議を開き、島村農林大臣を罷免の上、衆議院解散の閣議決定を全会一致で決定いたしました。 この後19時より衆議院本会議が開かれ、衆議院は解散され、8月30日公示、9月11日投票という日程が発表されるものと思われます。
 また。小泉首相は「反対派は公認しない。300の小選挙区にはすべて公認候補を立てる。古い自民党はぶっ壊す。新しい自民党で戦う。」と、発言しています。

 以後、政局の動きを注目しながら必要に応じて情報を追記してまいりますが、一旦リアルタイムの情報提供は終了とさせていただきます。

 しかしなあ、投票日が「9月11日」ですか・・・・

 これは偶然なのでしょうが、やっぱり今回は「小泉首相自爆テロ解散」じゃないかなあ

 半日、テレビメディアの報道を実験的に当ブログで速報してまいりましたが、読者の皆様の情報収集のお役に立ったならば幸いです。



(木走まさみず)