木走日記

場末の時事評論

先人たちを愚弄するな!!歴史を都合良く創作するな!!〜「私たちの先祖たちの独立闘争は、世界のどの国よりも熾烈だった」(韓国大統領)

 嘘付き大統領の本領発揮であります。

 韓国の文在寅大統領が「3・1独立運動」記念式典で演説いたしました。

 ありがたいことにネットではその15分に及ぶ演説の全文が和訳されて確認できます。

「日本は歴史を直視」「2045年に共同体完成」…文在寅大統領の3.1節演説を読み解く(全文訳付
https://news.yahoo.co.jp/byline/seodaegyo/20180301-00082230/

 お時間に余裕がある未読の読者は是非上記リンク先で全文をお読みください。

 反日に凝り固まった予想通りのひどい内容です。

 さて、歴史捏造も極まれりといった内容の演説ですが、全てを挙げていたらきりがないので特にひどい一ヶ所だけ指摘しておきましょう。

 1945年の韓国の独立にふれている部分。

私たちの先祖たちの独立闘争は、世界のどの国よりも熾烈でした。

光復は決して外からもたらされたものではありません。

先祖たちのが「最後の瞬間」まで死を賭けて共に戦い

成し遂げた結果です。

 はて? 韓国の独立は第二次世界大戦で日本が45年8月15日にアメリカなどの連合国に無条件降伏(ポツダム宣言)を受諾したために実現したのであり、完全に他力本願だったはずです、「光復」すなわち独立は完全に「外からもたらされたもの」でしょう。

 「私たちの先祖たちの独立闘争は、世界のどの国よりも熾烈でした」って、勝手に史実を曲げてもらっては困ります。

 45年終戦のそのときまで、あなた方の少なからずは志願して「皇軍」として日本軍に参加し、何人かは立派な武人として中将など将校にまで出世し、また多くは「皇民」として日本国民として戦時下、日本人、台湾人とともに苦楽を共にしていたではないですか。

 あなたがたの日本に対して「先祖たちのが「最後の瞬間」まで死を賭けて共に戦い」「世界のどの国よりも熾烈」などまったく事実に即していないのです。

 歴史を都合良く創作しないでください。

 嘘をつくな、嘘を!

 反日もいい。

 国際合意破棄もかってにすればよろしい。

 しかし日本が関わる部分での歴史の改ざんは断じて認めることはできません。

 おたがいの先人たちを愚弄するなと強く非難しておきます。



(木走まさみず)