愚かな話。
愚かな話です。
「現下の感染状況に鑑み、東京都の発着、具体的には東京都を目的としている旅行、東京都に居住するかたの旅行を対象から外し、宿泊旅行業界と旅行者双方に具体的な感染拡大の防止策を求めたうえで、今月22日から事業を実施することを、本日の分科会で説明させていただく」(赤羽国土交通大臣)
感染が悪化している東京都民にだけキャンペーンには参加させない、すばらしいです。
でもやり方が手ぬるいです。
どうせなら、東京都下のナンバープレート(品川、世田谷、足立、葛飾、江東、練馬、杉並、板橋、多摩、八王子)の自動車は、許可なく都の外に出ることを禁じます。
そして許可を得て都の外に出るときには、必ず政府発行の「東京都ステッカー」(東京都のシンボルマークを車につけなければなりません。
「東京都ステッカー」
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/tokyoto/profile/gaiyo/monsho.html
※『木走日記』作成
「東京都ステッカーを付ける位置」
※『木走日記』作成
東京都以外のどこの駐車場に止めても東京ナンバーの車であることが一目でわかります。
あと新幹線や飛行機での都民の移動にも警戒が必要です。
ここでも許可なく都民が都の外に出ることを禁じます。
そして許可を得て都の外に出るときには、電車であれ飛行機であれバスであれ、必ず政府発行の「東京都民バッジ」(東京都のシンボルマーク)左胸に付けなければなりません。
年齢にかかわらず子供も装着義務があります。
こんな感じ。
「東京都民バッジ」
※『木走日記』作成
いかがでしょうか。こうすれば遠くからでもその者たちが東京都民であることがはっきり分かりますね、地元の人が都民に近づくことを避けることが可能です。
徹底的に、東京都民をラベリングしてしまえばよろしいのです。
ひどいですって?。
何をおっしゃります、今回の東京排除の施策も似たようなものなのです。
愚かな話でございます。
なんでここまでしてこのタイミングの「GOTOキャンペーン」にこだわるのでしょうか。
私にはわかりません。
ふう。
(木走まさみず)