NHKはいつから生活必需品になったのだ?
日本新聞協会が日本放送協会(NHK)を大批判、という構図です、興味深い。
産経新聞記事から。
「公共メディアの姿見えず」NHK答申を新聞協会が批判 ネット同時配信で受信料
日本新聞協会は13日、NHK会長の諮問機関「NHK受信料制度等検討委員会」が7月にまとめた、テレビ放送とインターネットの「常時同時配信」に伴う受信料新設に「合理性がある」などとした答申に対し、「NHKが目指す新たな『公共メディア』の姿が見えてこない」との批判的な見解を表明した。
見解では、テレビ放送を維持する目的で徴収した受信料を本来の業務ではないネット配信に充てることの妥当性を疑問視。NHKの同時配信実験で利用率が6%だったことに触れ、ニーズの不透明さも指摘した。
また検討委が12日にまとめた答申で、受信契約が確認できない居住者の個人情報を、NHKが公益事業者に照会できる制度に「合理性が認められる」としたことについても、法的根拠の「具体的な内容が読み取れない」と苦言を呈した。
新聞協会は答申を「お墨付き」として同時配信の実施に踏み切るのではなく、「受信料制度の枠組みなどについて具体案を示し、国民的な議論の用に供すべきだ」と強調した。
http://www.sankei.com/entertainments/news/170913/ent1709130009-n1.html
フフフ、これはわかりやすい構図です。
クロスオーナーシップで情けないヘタレもたれ合いの日本のマスメディアでは、日本新聞協会の背後に民放がおわしますわけですよね、読売の後ろに日テレ、朝日の後ろにテレ朝、産経の後ろにフジ、という具合。
従ってこの日本新聞協会による日本放送協会(NHK)叩きは、ようは民放によるNHK叩きなわけですよ、「公共放送のくせに、みなさまの受信料で膨張すんじゃないやい」ということです。
このマスメディア新聞協会によるマスメディアNHK批判というみっともない仲間割れというか醜態、いかがでしょう。(誰ですか「目○ソ鼻○ソ」などとお下品なこと言ってるのは(苦笑))
まあ日本新聞協会のほうも、過保護なほどの法律による特別扱い、例えば再販制度の特殊指定、独禁法例外扱いや新聞協会最大のタブーである商法上限りなく詐欺行為的な押し紙問題など、日本新聞協会のほうも叩けばホコリだらけなわけで人様を批判する資格などまったくないわけですが。
しかしね、今回ばかりは日本新聞協会のNHK批判は正しいのであります。
NHKよ、何か勘違いしてませんか?
まず、ネット「受信料」てなんですか?
テレビ放送とインターネットの「常時同時配信」に伴う受信料新設に「合理性がある」、ってなんですか?
スマホからも受信料を取るって、どこの国の「公共放送」がしてますか?(もちろんそんな暴挙、どこもしていません)
それから、次にNHK受信はいつからライフラインになったんですか?
受信契約が確認できない居住者の個人情報を、NHKが公益事業者に照会できる制度に「合理性が認められる」、ってなんですか。
居住者の個人情報を電気・ガス会社からNHKが入手できるって、個人情報保護はどうなっているんですか?
電気やガスと同等に、NHKを見ても見なくても、強制的に受信料払えってことですよね。
NHKよ、あなたはいつから生活必需品になったのですか?(苦笑
・・・
電気・水道・ガスは無くなったら死にますが、NHKが無くなっても誰も死にません。
それにスマホまで受信料を取ろうなんて、見もしないNHKに金を払うのはマジで納得がいかないでしょう。
そこまでするほど予算がパツパツなのですか?
では、まず職員の平均年収1800万から見直しましょうや?
(参考サイト)
NHK 平均年収1780 万円!30歳2000万円以上?部長3000万も? 契約アナ150〜200万
https://matome.naver.jp/odai/2140668190325213801
いやほんと、何を考えているんでしょうか、この公共放送・・・
読者のみなさん。
「みなさまのNHK」のこのやりたい放題、どう思いますか?
いい加減スクランブル放送を導入したほうがいいかも。
ふう。
(木走まさみず)