小沢氏、総務省よ、ふざけるな! 3億6千万円の不動産取得が何で人件費なんだ?(怒
●小沢氏の事務所費、3億6千万円の秘書宿舎建設費も計上
13日の朝日新聞記事から・・・
小沢氏の事務所費、3億6千万円の秘書宿舎建設費も計上
2007年01月13日12時25分
民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」が05年の政治資金収支報告書に事務所費約4億1500万円を記載していたことをめぐり、小沢氏は13日、「大部分は秘書の宿舎を建てた費用だ」と説明。前年に比べて約10倍に急増していると一部報道で指摘されたことについて問題がないとの認識を示した。政治資金規正法施行規則では、宿舎の建設費用をどの費用に計上するかは明記されておらず、「総務省に相談した結果、事務所費に計上した」(小沢氏の秘書)という。
家賃のかからない議員会館に事務所を置きながら数千万円の事務所費が計上されているケースが相次いで発覚した一連の問題では、伊吹文部科学相の政治団体が通常、政治活動費に計上すべき選挙関係の費用や飲食代などを事務所費に計上していたことが不適切だと指摘されている。今回のケースについて、小沢氏は支出の費目を付け替えた一連の疑惑とは違うことを強調した。
収支報告書や小沢氏の秘書の説明によると、05年に東京都世田谷区に独身寮を新築し、秘書が生活している。土地代約3億4000万円(約470平方メートル)、建物代約2300万円を事務所費として計上したという。登記簿上は小沢代表名義になっているが、費用については陸山会が支出しているという。
03年にも事務所費約1億円を計上しているが、「盛岡と仙台に、事務所としてマンションの一室を買った」という。
小沢氏は「秘書の給与が低いから、宿舎を提供してやろうと、(私の自宅の)近所に購入した。(事務所費に)計上するしかない」と話している。
陸山会は東京都港区に事務所を置いており、04年には事務所費として約3800万円を計上していた。
「民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」が05年の政治資金収支報告書に事務所費約4億1500万円を記載していた」問題で、収支報告書や小沢氏の秘書の説明によると、「05年に東京都世田谷区に独身寮を新築し、秘書が生活している。土地代約3億4000万円(約470平方メートル)、建物代約2300万円を事務所費として計上したという。登記簿上は小沢代表名義になっているが、費用については陸山会が支出している」そうであります。
その他に03年にも事務所費約1億円を計上しているが、「盛岡と仙台に、事務所としてマンションの一室を買った」ということであります。
小沢氏によれば 「秘書の給与が低いから、宿舎を提供してやろうと、(私の自宅の)近所に購入した。(事務所費に)計上するしかない」と話しているそうであります。
そうですか、「秘書の給与が低いから、宿舎を提供してやろうと、」東京の一等地に「土地代約3億4000万円(約470平方メートル)、建物代約2300万円」の秘書独身寮を購入したですか。
まことに豪気でけっこうなことであります。
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●小沢氏、25日召集の通常国会で私自身がはっきり申し上げたい
昨日(15日)の民主党公式サイトのニュースから・・・
2007/01/15
参院選勝利と国会対決を表明 小沢代表が初の常幹で小沢一郎代表は15日午前、党本部で開いた今年初の常任幹事会で挨拶、今年の政治決戦について「私自身も全力で当たりたい。全員力を合わせて闘おう」と結束を呼びかけた。特に夏の参院選挙について「何としても勝たなければならない。一致結束して力を出し切ってほしい」と要請した。
また、小沢代表の資金管理団体の05年政治資金収支報告書で事務所費が前年から急増したことについて「使途不明の支出や、経費の付け替えとはまったく異なる。それらと同列に報じられていることはまったく遺憾だ。何かあると、自民党から私が槍玉に挙げられるが、それで党に迷惑をかけるのは不本意だ。したがって、25日召集の通常国会で私自身がはっきり申し上げたい」と述べ、自ら潔白を明らかにする考えを表明した。
これに関連し、通常国会への対処方針について「この問題で民主党が政府・自民党の疑惑を追及する姿勢が弱くなるのではないかと、一部のためにする報道では言われているが、とんでもないことだ。私自身が国会の場ではっきりさせるので、追及すべき問題は徹底的に追及する姿勢を堅持して、国会に臨んでいただきたい」と徹底追及を指示した。
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9463
うーむ、小沢代表の資金管理団体の05年政治資金収支報告書で事務所費が前年から急増したことについて「使途不明の支出や、経費の付け替えとはまったく異なる。それらと同列に報じられていることはまったく遺憾だ。何かあると、自民党から私が槍玉に挙げられるが、それで党に迷惑をかけるのは不本意だ。したがって、25日召集の通常国会で私自身がはっきり申し上げたい」と述べ、自ら潔白を明らかにする考えを表明したそうであります。
そうですか、「使途不明の支出や、経費の付け替えとはまったく異なる。それらと同列に報じられていることはまったく遺憾」だから、「それで党に迷惑をかけるのは不本意だ。したがって、25日召集の通常国会で私自身がはっきり申し上げたい」のですか。
まことに豪気でけっこうなことであります。
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●「政治団体から適切に収支報告をしてもらい、その是非の判断は国民にしてもらうという制度」〜阿比留瑠比氏のブログより総務省見解
産経新聞の政治部首相官邸担当記者である阿比留瑠比氏のブログによれば、一般論として収支報告のあり方について、総務省政治資金課の担当者に話を聞いてきた内容を紹介していますが、それによれば、政治資金の扱いをめぐる「現状」がやりとりから伝わってきます。是非の判断は国民にしてもらうという制度なのだそうです。
(前略)
《記者:小沢氏の資金管理団体は不動産取得費や建物取得費を事務所費に計上しているが、これは本来どこに計上すべきものか?
A:政治資金規正法施行規則の中に収支報告書の記載要領があり、そこに類例を示している。事務所費に該当するかどうかということだが、基本的には会計責任者がどれにあたるか実態に応じて適切に判断し、適切に報告してもらうということになっている。それ以上は言えない。
記者:どれに区分されるか詳しく決まっていないということか?A:事務所の賃借料は例示されているが、購入費というのは例示されていない。ただ、借りて事務所に入るのと、自ら購入して入るのと、そう変わるものでもないと思う。賃料ではなくて購入の費用を計上するのも特段問題ないと思う。今回は秘書の宿舎ということだが、それは「事務所の維持に通常必要とされる」という経費にあてはまるかどうか。それにあてはまるとして計上するかは政治団体側の実態の判断になる。これ以上は決まっていない。もともとわれわれには形式の審査権しかなく、実態をイエスとかノーとか言う立場にはない。それは行政の政治活動に対する介入になるおそれがある。政治団体から適切に収支報告をしてもらい、その是非の判断は国民にしてもらうという制度になっている。
記者:小沢事務所から事前に問い合わせはあったのか?
A:問い合わせがあったか記録をつけていないのでわからないが、もしあったとしても、記者さんに答えていることと同じことを説明していると思う。
記者:多くの政治家は、秘書用に宿舎を建てることはほとんどないと思うが、他にも政治資金管理団体が秘書宿舎を建設し、事務所費に計上しているところはあるのか?
A:それはよくわからない。
記者:宿舎の建設が「事務所の維持に通常必要とされる」にあてはまると考えにくいと思うが。
A:では、どこに入れればいいのかとなったときに、われわれがここと言えるところもなくて、会計責任者が判断してくださいということである。人にかかる経費と考えれば人件費だし、そこは実態判断になる。
記者:その実態判断が明らかにおかしい場合に罰則はないのか?
A:そこは悩ましいが、明らかな物差しがあるわけでもない。われわれは(その支出はどこに入れろとか)あてはめることができないという立場だ。物差しの一つの類型は示しているが、網羅的に示しているわけでもない。
(後略)
国を憂い、われとわが身を甘やかすの記
事務所費問題・総務省は「要は国民がどう思うかということ」 より抜粋
2007/01/15 18:26
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/101875
なるほど、政治資金規正法施行規則ですが、総務省の説明によれば、「われわれには形式の審査権しかなく、実態をイエスとかノーとか言う立場にはない。それは行政の政治活動に対する介入になるおそれがある。政治団体から適切に収支報告をしてもらい、その是非の判断は国民にしてもらうという制度になっている。」ですか。
いやはじめて知りました。
そうか、「政治団体から適切に収支報告をしてもらい、その是非の判断は国民にしてもらうという制度」だったのか。
また「実態判断が明らかにおかしい場合に罰則」はあるのかという点では、総務省としては「そこは悩ましいが、明らかな物差しがあるわけでもない。われわれは(その支出はどこに入れろとか)あてはめることができないという立場」という見解なわけですね。
そうか「その是非の判断は国民にしてもらうという制度」なのだから、総務省側に「明らかな物差しがあるわけでもない」のは仕方ないかも知れませんねえ。
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●住宅地図調査及び現地踏査の結果、該当する「住居表示」は見当たりません〜「泥酔論説委員の日経の読み方」
ところで、 朝日記事によれば「秘書の給与が低いから、宿舎を提供してやろうと、」東京の一等地に「土地代約3億4000万円(約470平方メートル)、建物代約2300万円」の秘書独身寮を購入した小沢氏でありますが、まことに豪気でけっこうなことでありますが、どうにも胡散臭いのは、その場所に当該の建物が見あたらないという指摘があるのですが・・・
「泥酔論説委員の日経の読み方」様が丹念に調査され担当である総務省自治行政局政治資金課に対して、この件に関する疑義をまとめ問い合わせているので失礼してご紹介しておきましょう。
2007/01/15 (月) 19:25:16 「小沢ハウス」はどこにある?(2)
ここまでの経緯をまとめましょう。
第一に、政治資金収支報告書にある土地・建物の所在住所について、住宅地図調査及び現地踏査の結果、該当する「住居表示」は見当たりませんでした。
更に、東京法務局世田谷出張所において、所在住所を登記上の「地番」として申請したところ、「該当なし」という回答を得ました。
そして、所在住所と思われる登記上の「地番」全筆の登記簿を洗った結果、「陸山会」あるいは「小沢一郎」なる名義の土地は存在しないことも判明しました。
朝日新聞の記事で『登記簿上は小沢代表名義になっているが、費用については陸山会が支出しているという』、と小沢氏の秘書が答えていますが、収支報告書の記載内容及び秘書氏のコメントと、泥酔の調査では異なった結果となっています。どこかが間違っている、そう考えるのがスジだと思いますが、論点は次の二点に絞られます。
a)収支報告書に記載していた住所に誤りがある
b)そもそも虚偽の報告をしていたいずれにせよ、このままでは埒があかないので、早速、担当である総務省自治行政局政治資金課に対して、疑義をまとめ以下4点の趣旨でメールしました。
1 収支報告書の記載住所で間違いないか
2 収支報告書に記載されているのは住居表示か登記上の地番か
3 もし誤記であれば、陸山会に訂正を求めることがあるのか
4 一般論として、記載内容ついて真偽の確認は総務省としているのかさて、回答はあるのでしょうか…。
泥酔論説委員の日経の読み方
2007/01/15 (月) 19:25:16 「小沢ハウス」はどこにある?(2) より抜粋
http://www3.diary.ne.jp/user/329372/#1168900280
うーむ、「収支報告書に記載していた住所に誤りがある」か「そもそも虚偽の報告をしていた」可能性が高いのですか。
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●小沢氏、総務省よふざけるな! 3億6千万円の不動産取得が何で人件費なんだ?(怒
本件に関しては、総務省見解によれば、総務省側に「明らかな物差しがあるわけでもない」のであり、政治資金規正法施行規則としては「その是非の判断は国民にしてもらうという制度」なのだそうです。
では、国民の一人として本件に関する「是非の判断」をさせていただきましょう。
まず総務省に一言。
ふざけるなよ(怒
「その是非の判断は国民にしてもらうという制度」とか宣っていますが、いつどこに具体的に政治資金規正法施行に関して国民が判断できる機会や場所を用意したんですか?
本件に関し、どのような情報開示手段と判断する制度が国民側に用意されているのか、行政側の担当責任者として総務省自治行政局政治資金課は説明していただきたい。
そんなものどこにもないじゃないですか。
「その是非の判断は国民にしてもらうという制度」なのか知りませんが、現実としては国民側には何も手段が提供されていないじゃないですか、そんなお飾りの実態の伴わないきれい事を述べてほしくありませんね。
だいいち、宿舎の建設が「事務所の維持に通常必要とされる」にあてはまると考えにくいと思うが、という記者の質問に対し、「人にかかる経費と考えれば人件費だし、そこは実態判断になる」とか適当なこと言ってましたが、一民間企業経営者として税務署に厳しく毎年会計を洗い出させられている立場から言わせてもらいますが、
3億6千万円の不動産取得が何で人件費なんだ?(怒
人件費は「経費」であり不動産は「資産」ですよ、当たり前の会計のイロハも無視してしまうのですか。
・・・
政治にお金が必要なのはよく理解しているつもりです。
しかし政治資金は税金も投入されている国民の浄財であります。
最低限の情報開示と当然ですが一般常識を踏まえた国民が理解できるモラルを守った会計処理が求められているのです。
小沢氏は「秘書の給与が低いから、宿舎を提供してやろうと、(私の自宅の)近所に購入した。(事務所費に)計上するしかない」とたわけたことをぬかしていますが、冗談じゃない、秘書の給与が低いなら、人件費として秘書たちの給与をアップしてあげればいいだけで、なんで小沢氏名義の3億6千万円の不動産取得をしなきゃいけないんですか?
馬鹿も休み休み言いなさい。
国民の浄財を、人件費として経費計上するよりも、「秘書の寮」という名目で単に流用可能な不動産を取得して資金プールするという小細工しただけじゃないのですか?
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「その是非の判断は国民にしてもらうという制度」という現行の政治資金規正法なのですが、これではもうなんのチェックにもならない「天下のザル法」なのであります。
(木走まさみず)