お父さん気をつけて
昨日から、日本の将来と世界の将来を憂いながら考察してきた(嘘つけ!)木走ですが、硬い話ばかり続いたので今日は与太話。
まあ、これから将来、日本や世界はどうなっちゃうのだろうとネットをぶらぶらしてましたら、こんな記事を見つけました。
『地球が一つじゃ足りない!? 〜2050年の人口は「91億人」』
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yw/yw05041001.htm
2050年といえば今から45年後でありますが、こんなことが予想されているようです。
▽ロボットのサッカーチームが人間のW杯サッカー優勝チームに勝つ(ロボカップ大会目標)
▽脳とコンピューターを直結できるようになる(文部科学省)
▽水素を燃料とし、窒素酸化物(NOx)を排出しない燃料電池車の普及で「水素社会」が到来する(資源エネルギー庁)
▽遺伝子研究が進み、人間の寿命は150歳になる(米未来学者ピーター・シュワルツ氏)
▽ガンの生じるメカニズムが解明され、治療法が見つかる(アーティストハウス刊「22世紀から回顧する21世紀全史」)
まあ、まじめな予想なんでしょうが、「脳とコンピューターを直結できるようになる(文部科学省)」なんて、これは少し怖いですよね。
不肖・木走はIT関連なんですが、この予想は当たりそうな気がしてます。現在でも、脳神経を走る微弱電流を計測して、どんな感情の動きで脳のどこの部分が活性化するとかの研究が盛んに行われているのでございまして、そのうち脳で考えていることが、全てデジタル信号化されて、必要なら映像化されてしまうことも、まんざらありえなくはないのですよ。
これはお父さんの危機ですね。例えば、あなたが奥さんに内緒で浮気して、どこぞの飲み屋のオネイサンといいことして、何食わぬ顔で家に帰ります。
そこに奥さんがスマイルして、脳内映像化装置をとりだして「あなた、そこにすわってこれかぶって見てちょうだい」とか命令、気の小さいあなたは、しぶしぶ、かぶりますが、想像するな、想像するなと思うほど、さきほどのめくるめくひとときを思い出してしまい、その情景が見事にモニターに映り、はい万事休す。(爆笑
ゴホンッ、ええーと、まあ脳内映像化装置はおいといても医学的にはいろいろな用途が考えられるのではないかと思われますし、医学の進歩と相乗効果で、「▽遺伝子研究が進み、人間の寿命は150歳になる(米未来学者ピーター・シュワルツ氏)」なんてのも、ありえるかもですね。
「▽ロボットのサッカーチームが人間のW杯サッカー優勝チームに勝つ(ロボカップ大会目標)」っていうのは、どうかなあ。もし、これが実現したら、いやな発想で申し訳ないですが、間違いなくロボット兵が誕生すると思いますよ。リアルタイムに状況分析能力を持ち、かつ他の個体を敵味方識別できチームプレイを、状況に合わせて臨機応変にできるのですから、これって戦場における兵士に求められるスキルを全て持ってるわけですものね。
でも、こうゆう夢のある話は世のお父さん方には受けるでしょうね。なんせ、鉄腕アトム以来、日本は世界に誇る人型ロボット先進国であり、日本中のお父さんはロボット大好きなのであります。
そういえば、ロボ好きお父さんを狙った新企画が発売されるそうですよ。
『(3/29)トミー、携帯電話上でカブトムシやクワガタが戦う虫相撲アプリ』
トミーは、カブトムシやクワガタを模した玩具で虫相撲を楽しめる「人造昆虫カブトボーグ」に、携帯電話での対戦用データを加えた新シリーズを3月31日に発売する。昆虫フィギュアによる土俵上のガチンコ勝負に加え、携帯上の仮想空間でも戦えるようにして、ユーザーのすそ野を広げる考え。
「人造昆虫カブトボーグ」は、昆虫フィギュアを土俵上で対決させ、相手をひっくり返すか、土俵から落とした方が勝ちになる人気ゲーム。6本足をイメージした6輪タイヤの付け替えや、ツノやハサミの角度調整で、動きに変化を付けて戦う。
新たに発売する「人造昆虫カブトボーグ GU(グローアップ)シリーズ」では、従来の「人造昆虫カブトボーグ」に、モザイク状の二次元バーコード「QRコード」を印刷したカードを追加した。カードは、「カブトボーグ」本体と、戦い方を決める「カスタムパーツ」の2種類ある。カメラ付き携帯電話でカードのデータを読み込んで「カブトボーグ」を飼い、全国のユーザーとネットワークを通じて戦うしくみ。
ユーザーは、トミーの携帯電話向けサイト「トミー★プラネッツ」に登録し、専用アプリをダウンロードする。最大3体の「カブトボーグ」と3つの「カスタムパーツ」をアプリ上に保存し、ミニゲームで訓練して経験値を高めるほか、対戦相手に応じて「攻撃」「防御」「バランス(攻撃と防御を中庸に組み合わせたもの)」の3種の「カスタムパーツ」を使い分ける。
1つのパッケージに入っている「カスタムパーツ」は1種類のみ。他のカードが必要な場合は、別のパッケージを追加購入する必要がある。また、ネットワーク上での対戦相手は自動的に決まり、相手を選ぶことはできない。携帯電話での対戦にはパケット通信料がかかるが、サイトへの登録料は必要ないという。
対戦に携帯電話を導入したことについては、「これまでの主なユーザーは小学生の男子児童とその父親だった。最近は塾通いで携帯電話を持つ小学生が増えているし、父親の携帯でも対戦を楽しめるのではないか」(同社)とみている。
新シリーズの第1弾は、カブトムシ、ミヤマクワガタ、ヘラクレスオオカブトの3種各2色の計6種で、標準価格は1体819円。専用の土俵「バトルステージ」と単品2体をセットにした「バトルステージセット2」は2079円。
http://it.nikkei.co.jp/it/news/topics.cfm?i=20050329zn002zn
(注:強調箇所は木走付記)
こういうのって、木走的には絶対おもしろいと思います。
全国のお父さん、はまらないように気を付けて下さいませ。
(木走まさみず)