木走日記

場末の時事評論

先生と呼ばれるほどのバカでなし

 寝屋川市の小学校教職員殺傷事件以来、どうも各地の教育委員会などでアホらしい(失礼)対応が目立ってきましたね。

警官の校内立ち寄り要請、警戒強化 東京・文京区

 大阪府寝屋川市の小学校教職員殺傷事件を受けて東京都文京区は25日、パトロール中の警官が校内に日中に立ち寄ることなど学校の警戒強化を富坂、大塚、本富士、駒込の区内4署に宮下真教育長名で要請したと発表した。対象は区立小学校20校、同中学校11校、同幼稚園10園。登下校時を中心に交番の警官が1日に2、3回程度、学校敷地内に入り、校舎の受付窓口に顔を出すなどする。私服警官も腕章を着けて立ち寄る。校内のパトロールは行わない。

 文京区は緊急通報システムの設置、全児童・生徒、教員への防犯ブザー配布などをすでに実施している。新年度は職員室に通じる緊急連絡用インターホンを全教室に配備し、不審者情報を保護者の携帯電話に送信する仕組みもつくる。

(02/25) 朝日新聞
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200502250327.html

 不肖私・木走も本業の傍ら、某学校にて週に1回教鞭をとっておりますので、学校・教員の内部をある程度知っておりますが、今回の寝屋川市の事件の場合、卒業生の犯行でしょう。これって、事前に防御できるものなのかしらん?

 さらに踏み込んで言えば、池田小学校事件のような通り魔的犯罪もありますからある程度警戒強化は必要なわけでしょうが、私見ですが、現代人性悪説の立場から科学的に言わせてもらうと、1000人あたりの犯罪者率を考えると、教職員側だって危ない人物が一定の割合でいるわけですよね。

 ていうか、私の個人的な推察で統計上のリテラシー(実証)はしてませんが、一般人よりも社会性が薄い人々が教員には多い気がしてなりません。
 教員の犯罪は後を絶ちませんし、私のつとめている学校でも、教員が通勤電車内で痴漢行為で警察に捕まり、おえらい人(学校理事)がもみ消すのに必死だったもんなあ。

 トロイの木馬ではないですが『敵は内側にもあり』だし、父兄だってあぶない人がいるかも知れないし、いくら警戒強化したところで・・・?、じゃないですかね。

 あ、そういう意味での警官校内立寄りなら頷けるなあ。


 ほら昔から『先生と呼ばれるほどのバカでなし』って言うじゃないですか?

 そういえば、私も夜繁華街を歩けば呼び込みのオニイチャンに「よ、そこの大先生!」とか、「大社長」とか、よく呼び止められます。 つまりは、「先生」とか「社長」とかいった職種はノーマルな感性ではつとまらない、ある意味「バカ」じゃないとダメなのかもですね。 「大臣」とか「総理」も似た対象なのかしら。

ん? 私の場合、実生活でも零細IT企業ではありますが「社長」業であり、週一ですが「先生」もしているんですよね。・・・・おお、かなりの大バカじゃないですか、木走って?

・・・このテキストは、墓穴堀まくりでありました。(汗