木走日記

場末の時事評論

「圧力をはねのけ、傷ついた表現の自由を回復せよ」(朝日社説)だと?~朝日新聞よ、どの面をさげてそれを言う

愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)で、8日午後、再開されました。
 
(関連記事)

【詳報】不自由展再開に会場行列 批判し合う知事と市長
https://www.asahi.com/articles/ASMB8335GMB8OIPE001.html

中止になったあいトリを朝日新聞社説は「萎縮を招く異様な圧力」が掛かったと批判します。

(社説)あいち芸術祭 萎縮を招く異様な圧力
2019年9月27日05時00分
https://www.asahi.com/articles/DA3S14194876.html?iref=editorial_backnumber

朝日社説は「少女像などに不快な思いを抱く人がいるのは否定しない」が「こういう形で公権力が表現活動の抑圧にまわることは許されない」と言い切ります。

 少女像などに不快な思いを抱く人がいるのは否定しない。しかしだからといって、こういう形で公権力が表現活動の抑圧にまわることは許されない。

と結ばれています。

 主催者と一致点を見いだし、早期の再開をめざして欲しい。圧力をはねのけ、傷ついた表現の自由を回復するために、第一歩を踏み出すことが肝要だ。

この出鱈目な「少女像」が「傷ついた表現の自由」だと?

朝日新聞よ、どの面をさげてそれを言うのだ!?

この少女像の生みの親はあなたがたではないのか?

・・・

82年9月2日から何度も朝日が取り上げた「日本軍関係者としてたくさんの朝鮮人従軍慰安婦として強制連行した」という吉田清治捏造発言ですが、捏造とはばれていなかった当時から、大きな問題がありました。

それはこれだけの規模の「犯罪」が朝鮮各地で行われていたとしたら、なぜ被害者である元慰安婦が誰一人名乗り上げてこないのだろう、という当然の疑問でした。

山口県労務報国会・下関支部動員部長だったという吉田 清治は、1943(昭和18)年5月、西部軍司令部(福岡)から交付された「 皇軍慰問・朝鮮人女子挺身隊200名、年齢18歳以上30歳未満・・・」 などとする動員命令にもとづき、朝鮮の済 州 島 で「慰安婦狩り」 を実行に移したのだと発言していました。

ここに「皇軍慰問・朝鮮人女子挺身隊」という言葉が使われていたのです。

ここから、事実上広く「挺身隊」=「慰安婦」という、とんでもない出鱈目・誤用が始まっています。

それはともかく、この吉田発言が虚言であるとは知らずキャンペーンをはった朝日にしてみれば、吉田発言で「加害者」の証言は得た、あと必要なのは「被害者」つまり元慰安婦の証言なのでした。

そこで日本の一部の弁護士や朝日新聞記者などが必死で発言してくれる元慰安婦を探していたわけです。

そのことは当該記者自身も認めています。

そんな状況の中で 朝日の大スクープ第二段、91年8月11日付の《元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀 重い口開く》という記事で、元従軍慰安婦が初めて名乗りを上げたことを報じたのです。

キーセンに40円で売られた女性を『女子挺身隊の名で連行され』と捏造したこの報道の背景には、時系列で分析すれば、朝日が描いていたシナリオにかなう「事実」報道を目指していたことが浮き彫りになりましょう。

偽りの吉田証言に呼応するために養父にキーセンに売られててはいけない、吉田のような日本軍関係者に『女子挺身隊の名で連行され』ないといけないわけです、つまり朝日の過去記事のシナリオに即して事実を「捏造」したのではないのか、との当然の疑問が出てくるわけです。

事実この報道の後で、『女子挺身隊』の「加害者」である吉田氏は「被害者」である金学順さんにわざわざ韓国に出向いて謝罪するという「セレモニー」が実現しています。

・・・

最初の吉田氏の「朝鮮の女性 私も連行」記事が掲載された1982年から、今検証したとおり朝日新聞捏造報道を繰り返し、それらの捏造を認めたのは2015年、実に33年の長きを要したのでした。

これらの朝日新聞慰安婦捏造記事は世界中に拡散し、取り返しのつかない事態を招いてしまいました。

世界各地で従軍慰安婦の「少女像」が建てられ、日本軍により性的奴隷として少女が強制連行された「架空のストーリー」が作られました。

これはまったくの出鱈目であり、従ってこの少女像は芸術でもなんでもない、ただただ朝日新聞の出鱈目報道とそれに追随した韓国による、日本を侮蔑するためだけのツールなのであります。

朝日新聞編集室よ、自らの捏造報道が生み出した出鱈目の「少女像」展示再開を、「傷ついた表現の自由を回復」と美化するその無神経さはどうにかなりませんか?

繰り返します。

朝日新聞よ、どの面をさげてそれを言うのだ!?



(木走まさみず)