木走日記

場末の時事評論

優勝トロフィーはく奪事件で中国にひれ伏して謝罪する韓国〜小中華(朝鮮)と大中華(中国)の関係は今もまだ脈々といきている

韓国選手の常識外な行動に中国が猛烈に怒っています。

サッカーダイジェストWebの1日付け記事から。

「野蛮で下品な行為!」「不適切だ」U-18韓国の“トロフィー踏みつけ”に欧州メディアも騒然!
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https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=59463

サッカー韓国U-18代表が中国で開催された国際大会で優勝した後、分別のない行動で物議をかもしております。結局、優勝トロフィーまではく奪される事態となりました。

人民網など中国メディアは30日、韓国U-18代表が成都で開催された2019パンダ・カップで29日に優勝した後、パフォーマンスをする過程でトロフィーを踏みつけながら記念写真を撮ったと報じました。

韓国・中国・タイ・ニュージーランドの4カ国が参加した国際親善大会のパンダ・カップで韓国は3戦全勝で優勝を果たし、特に大会最終戦で韓国は中国に3-0で完勝しました。

しかし表彰式の直後、一部の選手の軽率な行動が中国ファンを刺激します。表彰式の現場を撮影した中国の写真記者は「韓国選手が優勝パフォーマンスをする過程でトロフィーをむやみに扱い、一部の選手は小便をする動作を見せた」と伝えました。

写真でも周囲の選手も笑顔で踏みつけ行為を見守っており、小便をする動作を見せた選手もいたことから一人だけの愚行ではないようです。

こうした内容はウェイボー(微博)など中国ソーシャルメディアを通じて急速に広まりました。「大会が冒とくされた」「礼儀から先に学べ」「公開謝罪をしろ」という中国人の非難が続いたのです。

中国内で波紋が広がると、U-18韓国代表選手全員とキム・ジョンス監督は30日未明、成都のホテルで謝罪します。

選手は謝罪文を通じて「私たちはサッカー選手として重大な過ちを犯しました。すべての中国サッカーファンと選手、中国の国民に心から謝罪します」とし、頭を下げました。

キム監督をはじめとするコーチングスタッフは30日午前、成都サッカー協会を訪れ、大会関係者に改めて謝罪しました。大韓サッカー協会も同日、中国サッカー協会成都サッカー協会に公文書を送って公式謝罪いたしました。

しかし波紋は収まりません。

パンダ・カップ組織委員会は今回の件について「この大会は成都市が中国サッカー協会の支援を受けて設立した国際大会であり、優勝トロフィーは中国サッカー協会サッカー博物館に展示される予定だった」とし「深刻な侮辱でありスポーツ精神を傷つける行為だった。このような選手たちが大会に来るのは喜べることではない。我々はスポーツマンシップを身につけたチームを歓迎する」と不快感を表しました。

結局、大会組織委員会は30日午後、韓国代表チームから優勝トロフィーをはく奪しました。中国サッカー協会も関連事案を報告書に整理し、アジアサッカー連盟(AFC)に提出しました。

本件で興味深いのは韓国メディアの動きであります、例えば中央日報などは速報で中国の世論動向、中国メディアの報道、英BBCなど海外報道動向、などの詳細を報道するわけです。

<サッカー>優勝トロフィーをはく奪された韓国U-18代表
2019年05月31日07時47分
https://japanese.joins.com/article/969/253969.html?servcode=600§code=610

<サッカー>中国メディア「韓国代表は醜悪な行動…日本代表と全く違う」
2019年05月31日10時43分
https://japanese.joins.com/article/985/253985.html?servcode=600§code=610

<サッカー>英BBC、韓国U-18代表選手に「不適切な行為」
2019年05月31日13時49分
https://japanese.joins.com/article/993/253993.html?servcode=600§code=610

<サッカー>中国環球時報「必ず韓国に勝って雪辱しよう」
2019年05月31日14時10分
https://japanese.joins.com/article/996/253996.html?servcode=600§code=610

<サッカー>中国選手「屈辱の写真をスマホの壁紙に」…臥薪嘗胆として広まる韓国トロフィースキャンダル
2019年05月31日15時21分
https://japanese.joins.com/article/001/254001.html?servcode=600§code=610

一方、中国メディアは「謝って済む問題じゃないぞ」と韓国に対する怒りが収まりません。

(関連記事)

優勝トロフィーを踏みつけた韓国選手、「謝って済む問題じゃないぞ」=中国メディア
2019-06-02 11:12
http://news.searchina.net/id/1679316?page=1

記事によれば、ある韓国のスポーツ評論家は、「完全にサッカー選手の民度の問題」と指摘し、「教育」に問題があると指摘。また、別のサッカーファンは、「これはトロフィーを踏みつけたのではなく、韓国サッカーのメンツを踏みつけたのだ」とコメントしたところ「いいね」の数が242も付いたと伝えています。さらに別のサッカーファンは「この選手を永久に国のチームから締め出す」ことを提案したといいます。

そんななか、中国スポーツ紙『網易体育』が社説でこの問題に言及。「これが同じ東アジアの王者か。韓国人は愚行に及び、日本人はゴミを拾う」と題し、日本と韓国の振る舞いの違いを論じています。

同紙は、4年前の同じパンダ・カップで、日本チームが招待された際のエピソードを紹介しています。

「2015年のパンダ・カップにやって来た日本の若きチームは、素晴らしい振る舞いを見せた。中国チームを5-1で圧倒したゲームである。彼らは試合後に驕り高ぶることなく、中国選手たちと握手し、会場を盛り上げた中国サポーターの前に足を運んで頭を下げ、最後に自分たちのサポーターの元に挨拶へ行った。今回の韓国とは大違いである。彼らこそが、真のチャンピオンだった」

(参考記事)

「日本は真の王者だ」「韓国とは大違い!」中国紙が“踏み付け愚行”から日韓比較論を展開
2019年06月02日
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=59463

・・・

ここまで優勝を剥奪され次回からの出場停止を明言され、さらに中国メディアに宿敵日本との比較論まで取れ上げられた今回のトロフィースキャンダルなのであります。

ここでこれまでの韓国のメディアとネット上のコメントを総括しますと、一言で言いますと、怒れる中国様に対して土下座するばかりにひれ伏して謝罪を繰り返しているわけです。

いや、よいのです、悪いことしたら謝罪するのは当然のことですもの。

ただですね、でもですね。

韓国の、日本相手ならどんなに自分達が分が悪かろうがヤクザの因縁付けのような無理難題の難癖を付けてくるのに、中国相手には、まったく反論しない従順に謝罪し続けるのを目の当たりにするとですよ、君たち、姑息にも中国には怖くて難癖つけれないなんじゃないの?とか思ってしますのですよ。

強い勢力に付き従うという事大主義は、小が大に 事 ( つか ) えること、この考えは韓国の行動様式となっており、小中華(朝鮮)と大中華(中国)の関係は今もまだ脈々といきていると思ってしまうわけであります。

やれやれです。



(木走まさみず)