「安倍首相の特使と向き合って座った習主席」(韓国メディア)~よその国の特使の「席の位置」で大騒ぎって、しかし、めんどくせえなあ
小ネタです、肩の力を抜いて読み流してくださいませ。
さて自民党きっての親中派とも称される二階総務会長が、安倍晋三首相の特使として中国の習近平国家主席に安倍晋三首相の親書を手渡したのでございます。
(関連記事)
二階氏が中国主席と面会、首相の親書渡す 北京で交流会
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDE23H0B_T20C15A5PE8000/
で、習近平国家主席が親書を受け取ったときの二階総務会長との距離感がまた近いのです。
こんな感じ。
日中観光交流イベントで、自民党の二階総務会長(左)から安倍首相の親書を受け取る中国の習近平国家主席(23日、北京の人民大会堂)=共同
https://www.nikkei.com/news/image-article/?R_FLG=0&ad=DSXMZO8720547023052015I00001&dc=1&ng=DGXLASDE23H0B_T20C15A5PE8000&z=20150523
座席も上座下座もなく当たり前なんですがタメなのですが距離も近くて、二階氏の前のめり感もほどよく出ていていい写真なのであります。
さすが親中派二階氏であります、だてに地元(和歌山県)にパンダ7頭いるわけじゃないのです。
まあ中国側にしてみればアメリカとのこじれた関係から戦略的に日本に近づいているだけなのでしょうけどね。
まあたわいのない話ではあります。
さてです。
国際政治外交上のどうでもいい習さんと二階さんの写真が、ある国で波紋を呼んでいるのであります。
日本特使の扱いが韓国特使とは違うとの、記事が韓国・中央日報に掲げられるのでございます。
(中央日報記事)
安倍首相の特使と向き合って座った習主席、韓国特使とは違う…
https://japanese.joins.com/article/748/252748.html?servcode=A00§code=A00&cloc=jp|main|ranking
記事は「習主席が二階幹事長と対等な位置で向かい合って座」っていることに驚きます。
習主席はこの日、日本首相の特使を向かい合って座った。中国国営の新華社通信など中国メディアの25日の報道によると、習主席が二階幹事長と対等な位置で向かい合って座る写真が掲載されている。あたかも両国首脳が会って拡大首脳会議をしているような場面だ。
だって韓国の特使の時は「上席と下席」だったとお怒りです。
これまで韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2人の特使を送ったが、その当時の状況とは異なる。李海チャン(イ・ヘチャン)元首相が2017年5月19日に訪中して習主席に会った時は「上席と下席」という声が出てきた。
当時の写真付きです。
こんな感じ。
2018年3月12日、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使として訪中し、中国の習近平主席に会っている。(北京共同取材団
https://japanese.joins.com/photo/306/1/206306.html?servcode=A00§code=A00&cloc=jplarticlelpicture
・・・
ふう。
これはついていけないなあ。
よその国の特使の扱い、しかもその外交内容ではなく、どうでもいい「席の位置」で大騒ぎする国ってどうでしょう。
しかし、めんどくせえなあ。
読者の皆さん。
どう思われますか。
(木走まさみず)