木走日記

場末の時事評論

パラ五輪視覚障害者柔道で韓国人健常者がメダルラッシュ〜韓国による眼科医も関与した組織的国際詐欺行為だ

 さて韓国であります。

 YAHOOニュース経由ですがANN系列が強烈なニュースを飛ばしています。

パラ大会金メダリストに偽装疑惑 視覚障害で車運転
10/15(月) 17:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181015-00000032-ann-int

 うむ、アジアパラ競技大会の視覚障害者柔道で金メダルを獲得した韓国の選手について、視力が1.5もあったことが分かりました。ほかにも疑惑の韓国人選手が続出しているというのです。

 記事によれば芋ズル式にこんな感じで発覚しているそうです。

 1人目、A選手は今大会で金メダルを獲得。リオ大会でも銅メダルを獲得し、10年前には視力1.5で普通免許も取得していました。2人目、B選手は金メダルを2つ獲得、おととしに運転免許を取得しています。3人目、C選手は今年6月に健常者の大会で優勝しています。4人目は金メダル2つを獲得したD選手。視力0.2以上が必要となる兵役対象者です。

 で、結局・・・

 結局、1年間の取材の結果、女子代表6人中4人が免許を所有。男子代表は9人中4人が兵役対象者だったことが分かりました。これらの選手は免許を取得した後に視力が悪くなったのでしょうか。しかし、記者の取材のなかでは、ある選手の知人からは「彼は目は良いよ」という証言も得られています。

 なんということでしょう、パラ五輪視覚障害者柔道で韓国人8人が視覚健常者(免許取得者もしくは兵役対象者)との疑惑が持ち上がったのであります。

 これは8人という人数からして組織的犯罪行為である可能性が高いですね。

 記事にもありますが、韓国国会議員が指摘していますが眼科医が共犯である可能性も大であります。

 共に民主党、イ・ジェジョン議員:「視力の確認のために眼科医が関与している可能性もあり、さまざまな状況について刑事的な捜査の必要もあると思います」

 このニュースさっそくレコードチャイナが取り上げています。

金メダルをとった視覚障害の韓国人選手、本当の視力は「1.0」だった?=韓国ネット「世界を相手に詐欺?」「メダルを返そう」
https://www.recordchina.co.jp/b652056-s0-c50-d0058.html

 記事より韓国ネットユーザーの声をご紹介。

「目が見えないふりをして金メダルを取るなんてひど過ぎる。良心の欠片もないのか?」

「本当の障害者たちが被害を被っていることは考えないの?」

「韓国の体育界が世界を相手に詐欺?。恥ずかしい」

「組織的不正があったのだろう。この事実を知らなかったはずがない」

「国の恥。韓国で捜査し、メダルを返そう」

「車椅子マークの車から降りて普通に歩いている人もよく見かける」

「スポーツだけじゃない。韓国では全ての分野が腐敗している」

 ・・・

 やれやれです。

 不思議なのは担当した眼科医の職業モラルです。

 視覚障害者のパラ五輪参加のためのクラス分けの認定は、本来大変厳格なものです。

 日本の場合ですが、こちらのサイトが詳しく説明しています。

はじめてでも分かる障がい者スポーツのクラス分け 視覚障がい編【4】  
http://paraspo.info/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9%E5%88%86%E3%81%91%EF%BC%88%E8%A6%96%E8%A6%9A%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E7%B7%A8%EF%BC%89/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%A7%E3%82%82%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%8B%E9%9A%9C%E3%81%8C%E3%81%84%E8%80%85%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9%E5%88%86/

 当該部分を失礼して抜粋ご紹介。

クラス分けの認定を受けるために事前に必要な書類として、まず、MDF(MEDICAL DIAGNOSTICS FORM)があります。視覚障がい者の場合は、MDFを眼科医に作成していただかなくてはなりません。

MDFには、氏名、性別、生年月日、住所、国籍、競技など選手の基本的な個人情報のほか、医学的な情報が記載されていなければなりません。
医学的な情報としては、視覚障がいの原因となった病気に関する情報や、視力と視野の検査結果等が求められています。

視力は、ランドルト環を使う検査結果です。視野は、ゴールドマン視野計(?/4eを基準)を用いた検査結果が必要です。(視力と視野の解説は、本連載第2回に掲載)

ゴールドマン視野計での検査は、眼科によっては対応不可のところも多く、事前に確認が必要です。どこでMDFを作ってもらえばよいかわからない場合には、各競技団体の眼科担当医へおたずねください。

また、網膜に関係する視覚障がいの場合には、ERG(Electroretinogram:網膜電図検査)、VEP(Visual evoked potentials:視覚誘発電位検査)、OCT(Optical coherence tomography:光干渉断層計検査)の結果が重視されています。これらも、設備の整っている大学病院等へ行って検査を受ける必要がありますが、事前に予約をとっても検査を受けるまでに時間がかかることがあります。予約から検査を受けるまでに半年間ほど要する場合もありますので、これらの検査に関しても、ご不明な点は各競技団体の眼科担当医までお問い合わせください。

 これらの医学的検査および情報提出は、もちろん国際パラリンピック委員会(International Paralympic Committe)の要求であり、韓国でも同様の厳格さが求められていたことでしょう。

 いずれにしてもです。

 本当は出場できたかもしれなかったまじめな多くの選手たちの出場機会を無残にも奪ったという意味でこの行為は卑劣だと申せましょう。

 そして本当はメダルを取れたかもしれないがこれら不正な韓国健常者選手に敗れてしまった他国のまじめな選手たちにも、取り返しのつかない被害を与えたわけです。

 国際詐欺行為、犯罪行為と申してよろしいでしょう。

 本件は韓国の警察捜査事案にすべきであります。

 いつものように責任の所在をなあなあにして済ませるべきでは断じてありません。



(木走まさみず)