木走日記

場末の時事評論

目指せ!政界失楽園!!〜ゲス離婚で非難囂々の腐ったリンゴなひとたち

 今回は小ネタです。

 さて、「禁断愛」が報じられた山尾志桜里議員(43)の相手とされる倉持麟太郎弁護士(34)が「離婚」という決断を下しました、というか妻から下されました。

 7日発売の週刊文春によると、10月の衆院選に無所属で当選した山尾氏が、倉持氏を個人的な政策顧問に起用することを報じられた後、妻が決めたといいます。

 この報を受けてネットは騒然としています。

 さっそく、夕刊フジなどでは「山尾氏とのW不倫疑惑の弁護士“ゲス離婚”へ」です、さすがフジサンケイグループの雄、夕刊フジであります、タイトルからして“ゲス離婚”とお下品です(苦笑)、悪意満々であります。

山尾氏とのW不倫疑惑の弁護士“ゲス離婚”へ 「政策顧問に起用」で妻決断
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/171208/soc1712080005-n2.html

 この“ゲス離婚”に、ネットでは特に女性からの非難が囂々(ごうごう)だそうです。

 徳間書店が運営する女性向けサイトであるアサジョの記事では「山尾志桜里「不貞疑惑」急展開に非難囂々」ですよ、「不貞」「囂々」って、記事タイトルが妙に難しいのではあります。

離婚相談していた弁護士が先に離婚?山尾志桜里「不貞疑惑」急展開に非難囂々
http://asajo.jp/excerpt/42418

 記事の結びがまたいいです、結びだけ抜粋、ご紹介。

ネット上にも山尾氏への辛辣な世論が溢れている。「何も悪くない嫁が家庭も子供も奪われるという結末。これが自称“弱者の味方”の正体」「W不貞ではなくなった。で、どうするの山尾議員」「相手の家族が崩壊。これでいいのかなぁ…山尾さん」「最初はあの弁護士が山尾の離婚の相談に乗っていたという話だったのが、弁護士のほうを先に離婚させるとは山尾先生、さすがだわー」などと手厳しい。

 2人の今後はどうなるか。世間は好奇心をむきださずには収まりそうにない。

 「むき出しの好奇心には屈しない」と世間に反旗を翻した山尾氏に対して、「世間は好奇心をむきださずには収まりそうにない」と返しているわけですね、いいぞ、徳間書店

 「むき出しの好奇心には屈しない」けどしかし山尾氏のリスク管理能力は疑問符が付きますよね、当ブログの関連エントリーはこちら、未読の読者はご一読あれ。

2017-11-10「むき出しの好奇心には屈しない」がリスク管理能力が欠落している政治家の件
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20171110/1510296688

 で、ジャーナリストの溝口敦氏は、ダブル不倫を告発された倉持麟太郎弁護士を事務所の政策顧問にする意向を固めた山尾氏に対して、「腐ったリンゴ」と痛罵します。

 当該の日刊ゲンダイの記事。

山尾志桜里議員という立憲民主に紛れ込んだ腐ったリンゴ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217541

 会員専用記事なのですが、記事の全文は溝口敦氏のブログで確認できます。

 ご参考まで。

溝口敦の仕事
http://www.a-mizoguchi.com/

 溝口氏は山尾志桜里議員を「腐ったリンゴ」と痛罵し、その「男女の関係はない」発言を、「虚言」と言い切ります、はい、文章の切れがいいです。

 不倫は私事であっても、山尾議員は国民の税金で食う公人である。「男女の関係はない」は明らかに虚言であり、虚言を押し通しての当選はあまりに厚顔無恥である。

 ・・・

 ”ゲス離婚”(夕刊フジ)で”不貞疑惑”により”非難囂々”(徳間書店アラジョ)の”腐ったリンゴ”(日刊ゲンダイ)こと、山尾志桜里さんなのであります。

 ひどい書かれようです。

 でも大丈夫。

 捨てる神あれば拾う神ありです。

小林よしのり氏、倉持弁護士の離婚報道に「山尾のせいじゃない」…親権は倉持氏と明かす
2017年12月7日12時11分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/topics/20171207-OHT1T50095.html

 次は山尾氏が離婚して倉持氏と見事再婚を果たせば、「W不倫」から「不倫」(今ココ)になり、さらに「不倫」から「政界失楽園」(苦笑)へと見事その関係は昇華されるのであります。

 今後の成り行きに注目いたしましょう。

 この展開、「世間は好奇心をむきださずには収まりそうにない」(徳間書店)なのであります。

 うーん。

 とりあえず。

 がんばれ、山尾志桜里

 まけるな、倉持麟太郎。

 今回はゲス離婚で非難囂々の腐ったリンゴなひとたちについての小ネタでありました。

 ふう。



(木走まさみず)