木走日記

場末の時事評論

トランプ大統領誕生に、民進党の頭の不自由さが露出した情けない秋の夜

 今回は小ネタです。

 いやあ、トランプ大統領誕生であります。

 たまげましたよね、なんだったんだあのクリントン優勢一色だった米メディア予想は・・・

 さて、株価も千円近くいきなり下がりましたし、日本経済にもモロにトランプショックですか、影響が出ているようでございます。

 日本はトランプ大統領登場にいかように備えるべきか、明日以降じっくり考察してみたいと考えますが、とりあえず今回は、お馬鹿な話題をひとつ。


 産経新聞記事より。

民進榛葉賀津也参院国対委員長「TPPどころではない、アベノミクスどころではない」「安倍首相はトランプをスルー、失態だ」

 民進党榛葉賀津也参院国対委員長は9日の記者会見で、米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏が優勢となったことを踏まえ、与党の国会運営を厳しく批判した。

 榛葉氏は、与党が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案の早期成立を目指していることについて「トランプ氏はTPPに絶対反対といっていた。国会でTPPをやっている場合ではない。やっても、何の国益にもならない」と指摘。「これだけ株が下がってアベノミクスどころではない。可及的速やかに予算委員会を開き、経済問題や日米外交を議論すべきだ」と主張した。

 さらに、安倍晋三首相が今年9月の訪米時に民主党候補のヒラリー・クリントン国務長官と会談したことを念頭に「首相は片方のクリントン氏と会談し、トランプ氏をスルーした。これは大きな失態だ」と批判した。

http://www.sankei.com/world/news/161109/wor1611090053-n1.html

「トランプ氏はTPPに絶対反対といっていた。国会でTPPをやっている場合ではない。やっても、何の国益にもならない」
「これだけ株が下がってアベノミクスどころではない。可及的速やかに予算委員会を開き、経済問題や日米外交を議論すべきだ」
「首相は片方のクリントン氏と会談し、トランプ氏をスルーした。これは大きな失態だ」
 ・・・

 はあ。

 ため息しかでません。

 読者のみなさん、これがこの国の野党第一党国対委員長のお言葉なのです。

 「トランプ氏はTPPに絶対反対といっていた」ですと?

 民進党よ、あなた達はいったいどこの国の国会議員なのでしょうか?

 アメリカの新大統領がやめろといったから「国会でTPPをやっている場合ではない」ですと?

 集団で頭がだいぶ不自由なのでしょうか?大丈夫でしょうか?

「首相は片方のクリントン氏と会談し、トランプ氏をスルーした。これは大きな失態だ」だあ?

 おいおい、小学生みたいな究極の後だしじゃんけん批判(苦笑)しないでいただきたいのですが。

 だいたい安倍さんがクリントンにあったときには何も批判せずスルーしていたじゃないですか、民進党の誰が当時安倍批判していましたか?失礼ながらそのような奇特な民進党議員は一人もいなかったと記憶していますが・・・

 民進党さん、ココだけの話ですが自分達だってトランプが勝つなんて予想していなかったのではありませんか?そうでしょう?

 ・・・

 読者の皆さん。

 トランプ新アメリカ大統領が誕生してもまったく不毛な後だし安倍政権批判をのたまう民進党国対委員長なのであります。

 小学生みたいな究極の後だしじゃんけん安倍政権批判に、民進党の頭の不自由さが露出した、そんな情けない秋の夜なのでした。

 ああ、民進党よ。

 かっこ悪すぎです。

 やれやれです。



(木走まさみず)