「『パンツ泥棒』の常習犯! 高木毅復興大臣」(週刊誌)に高木大臣は反論するのか?〜地元実力者敦賀市長の父親が犯行をもみ消したのは本当なのか?
今回は小ネタであります。
さて、本日(10月15日)発売の週刊新潮でございます。
【「安倍内閣」が踏んだ大型地雷!「下着ドロボー」が「大臣閣下」にご出世で高木毅復興相の資質】であります。
さっそく当ブログにて週刊新潮の当該記事を確認いたしました、当該記事はこんな感じ。
うーむ、週刊新潮の渾身のスクープ記事かと思いきや、これがそうでもないんですよね、本日(10月15日)発売の週刊文春にも、【「パンツ泥棒」の常習犯! 高木毅復興大臣】であります。
見づらいので拡大してご紹介。
記事の詳細は是非直接週刊誌にて確認いただくとして、さて当該記事を読んだ当ブログの所感を少し述べます。
そもそも新潮や文春などの政治家スキャンダル記事の信ぴょう性など、過去の裁判沙汰になっている事例でみれば眉つばもの・疑ってかかるべきなのであります。
そのうえで新潮記事のあらましをご紹介しますが、まあ記事で発言している登場人物のすべてが匿名でありますことはご承知の上でお願いいたします。
事件は30年前に起こったことです。
敦賀市長であった父親の故高木孝一氏がまだ現役の市長であり、息子の高木毅氏は父親が設立した「高木商事」で働いていたのであります。
事件当時、高木氏は30歳前後、下着を盗まれた女性は20代であります。
被害者の女性は福井銀行敦賀支店に勤めていて、そこに高木氏は客として来て、一方的にお気に入り、どのような手段でか悪質にも合鍵を用意して被害者女性宅に侵入、侵入時に隣家の住人に目撃され(家に入るときに高木氏は白い手袋を装着したので不審に思って車のナンバーをメモられた)、あえなく高木氏の犯行とバレてしまったのだそうです。
高木氏の父親(当時の敦賀市長)も頭を下げに来て、被害者も「勤め先に迷惑を掛けたくない」との意向もあり、本件は「立件」されなかったのだそうです。
で、被害者の妹の証言では当時の警察から「またかって」発言とともに「ウチだけじゃなくほかのとこでもやっとった」と、高木氏がパンツ泥棒の常習者であることを明かされています。
で、この件は高木氏の選挙のたびに「高木毅はパンツ泥棒常習者」という怪文書が地元で出回り、まあ敦賀ローカルではその真偽はともかく、けっこう有名な「事件」だったとのことです。
2009年の選挙の時には、敦賀気比高校にある高木氏の父親の銅像に女性のパンツが頭にかぶせられるという、悪質なイタヅラも発生していたとのことです。
・・・
さて本件は「立件」もされていない30年も前のネタであります。
真偽もわからない匿名の証言ばかりであり、こんな「噂話」でいちいち政治家を評価すべきでは本来ありません。
しかしながら、これがもしまったくの事実無根の記事だとすれば、政治家にとって著しい名誉毀損案件です。
高木毅氏は自らの名誉のために、速やかに新潮や文春を訴えなければなりません。
このタイミングでの沈黙は必然的に記事を「事実」と認めることになるからです。
またもし、これらの記事が事実だとすればですが、30年前の立件もされていない案件ではありますが、高木氏は大臣失格でありましょう。
「下着泥棒」という犯行そのものよりも、実力者である父親の力で犯行をもみ消して生き延びてきたという、その性根の腐りきった”小物”に、復興大臣という大役をまかせることはできません。
高木氏は即刻週刊誌を名誉毀損で訴えなければなりません。
でなければ、この報道が事実だとすれば、潔く大臣を辞職すべきです、即刻です。
それにしてもです。
なんだろうか、政治家がどんどん”小物”化してきていると感じるのは、当ブログだけでしょうか。
ふう。
(木走まさみず)