よいこのみんなと「安全」について学ぶ〜あ、みずほタン、よそ見しないように!
福島みずほ氏がおもしろいエントリーをしています。
福島みずほ
2015年08月17日 18:49
安倍総理の奇妙なレトリック
http://blogos.com/article/128712/
「エーッ うそでしょう!」ととっても親しみやすい書き出しです、失礼して冒頭部分だけご紹介。
エーッ うそでしょう!と思わず言ってしまいそうな、安倍総理の奇妙な、ごまかしのレトリックを書き出しました。是非、お読みください。
(◆が、私の感想、批評です)1 「戦争に巻き込まれる事は無い」「専守防衛は変わらない」
◆そうだとしたら、戦争法案など必要ない。
やれやれ、最初のところだけで、読んでいるこっちが「エーッ うそでしょう!」なのにはまいります。
この人は安全保障のなんたるかが、ご理解いただいてないようです。
そこで、今回は小学生高学年を対象にした「安全」の話を「みずほタンとそのお友だちのみなさん」にいたしましょう。
読者のみなさんは読み物としてお楽しみください。
・・・
さて今日はみずほタンとそのお友だちのみなさんと「安全」について学習してみたいと思います。
皆さんの日常生活の「安全」を脅かすのは、犯罪や災害ですよね。
当たり前の話からいたしましょう。
まず、もちろん私たち市民が自ら犯罪を犯してはなりません。
これは法律で抑止されますよね、悪いことしたら逮捕されます。
もちろん、私たち自身の正しい意志によって犯罪を犯すことを防ぐことができます。
しかし、私たちが一方的に犯罪や災害の被害者になってしまうことは残念ながらありえます。
これは私たち自身がどんなに法律を守っていても、正しい意志をもっていても、防ぎようがありません。
でも何も手が打てないわけではないのです。
少しでも犯罪を抑止できるように警察があり治安を守ってくれていますし、例えば消防署のように火災が起こればすばやく消火活動をしてくれる人たちもいてくれるのです。
もちろん市民同士で協力して防災訓練をしたり、地域のパトロールをしたりして、犯罪の発生の抑制や、災害が起こったとしても被害を縮小できるように準備ができます。
犯罪や災害の発生は防げなくてもリスクを軽減することはできるわけです。
では、ここからは日本の「安全」について学んでいきましょう。
国家間の戦争には、有史以来、当事者としては2つの側面しかありません。
戦争を仕掛ける側と仕掛けられる側です。
そして仕掛ける側も仕掛けられる側も「自衛」を全面的に旗印にするのも繰り返されています。
さて日本も例外ではありません。
日本がもし戦争に巻き込まれるとしたら、
日本から仕掛ける場合と、
他国から仕掛けられる場合ですね。
戦後70年日本が平和を守れてきたのは、上記二つのケースのいずれも起こらなかったわけです。
まず日本から戦争を仕掛けなかったのは、言うまでもなく平和を愛する国民の意思と、そして戦争放棄を謳った憲法9条のお蔭であります。
では70年間幸いにも他国から戦争を仕掛けられなかったのはなぜでしょうか。
もちろん、もし他国が日本を攻撃しようとした場合、これは私たち自身がどんなに平和憲法を守っていても、あるいは平和への強い意志をもっていても、防ぎようがありませんね。
憲法9条も平和を愛する意思もとっても尊いものですが、もし他国が日本を攻撃しようとした場合、残念ながら何の役にも立ちません。
あ、みずほタン、よそ見しないように、ここ大事なポイントですからね。
ではなんで70年間幸いにも他国から戦争を仕掛けられなかったのでしょう。
それは他国が日本を攻撃するリスクを軽減してきたからなんですね。
まずしっかりと日本を防衛するための自衛隊が創設されました。
今回の法案ではアメリカ以外の同盟国とも協力できるようにしようとしています。
このように、今回の法案は「戦争法案」などではまったくなく、反対に戦争を抑止するための法案なんですね。
みなさん。
おわかりになりましたか。
はい、では学習をおわります。
あ、みずほタンはよそ見していた罰です。
のこって作文を書いてください。
題は『金学順とあたし』です。
おしまい。
・・・
(木走まさみず)
<訂正履歴>8/20 18:34
『金額順』を『金学順』と訂正しました。
オーツ様 ご指摘ありがとうございます。