西川公也元農相と栃木県木工加工会社の真っ黒な関係〜なぜ警察・検察が動き出さないのか不思議
前回のエントリーで西川公也という政治家の献金疑惑について近日当ブログでまとめてエントリーしたいとアナウンスさせていただきました。
うむ、西川公也という政治家が「いくら説明しても分からない人は分からない」と、まるで捨て台詞のような啖呵(たんか)を切って、農林水産大臣を辞任しました。
今この政治家の献金疑惑をいろいろ調べてまとめていますが、確信犯に近いたちの悪い事実がごろごろ出てきます、近日当ブログでまとめてエントリーしたいと考えます。
今回は西川公也議員の「献金疑惑」についてエントリーいたします。
ここに栃木県鹿沼市さつき町16-1(鹿沼工業団地内)に本社がある木工加工会社テクノウッドワークス株式会社のホームページがあります。
テクノウッドワークス株式会社
http://www.technowoodworks.com/index.php
設立平成12年、資本金5,715万円、従業員数274名、プレカット事業(在来木軸工法・金型工法)を主たる業務とする栃木県地場会社であります。
さて時系列に事実を列挙していきます。
西川公也元農相は落選中の2009年にテクノウッドワークスから100万円の政治献金を受け取っています。
同年西川公也元農相はこの会社の顧問になります。
そして、2009年末にテクノウッドワークスは補助金交付決定を受けています。
実際、西川元農相が顧問だった2009年と2010年に、テクノウッドワークス社は国から5億3,100万円の補助金を受け取っています。
内訳は2009年度に1億6100万円、2010年度に3億7000万円です。
さらにテクノウッドワークスは2012年度に7億円の補助金を国から受けることになります。
同年テクノウッドワークスは西川公也元農相に300万の献金をいたします。
西川公也元農相は、2012年の第46回衆議院議員総選挙で、国政復帰を果たします。
2013年、テクノウッドワークスではなく、早川孝男社長個人名義で西川公也元農相に100万の献金をいたします。
2009年から2013年のわずか5年間にテクノウッドワークスは総額12億3100万の補助金を受け取り、その間西川公也元農相はテクノウッドワークスから、会社名義で400万、社長個人名義で100万、それに加えて金額は不明ですが顧問料を受け取っています。
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読者のみなさん。
今、判明している当ブログが調べてまとめた信憑性の極めて高い事実関係は以上です。
国から補助金助成の決定通知を受けた企業は、その通知から1年間は政治献金を行うことを禁じられています。
また落選中の顧問報酬に関しても、その期間に多額の補助金をテクノウッドワークスが国から得ていることを考慮すると、極めて「不自然」です。
補助金を便宜したことに対する「報酬」と考えるのが自然ではないでしょうか?
当ブログの見解ははっきりしています。
西川公也元農相は、「グレイ」ではない、はっきり「黒」です。
なぜ警察・検察が動き出さないのか、不思議です。
(木走まさみず)