朝日新聞、毎日新聞よ、朝鮮中央通信を少しは見習え〜「韓国政権は『卑屈で間抜けな事大主義の売国奴だ!!』」(朝鮮中央通信)
これまで韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が反日宣伝の最大の武器としてきた「慰安婦問題」について、韓国側の主張が根底から崩れる事態が起きているのです。
6月末に韓国人女性122人が、在韓米軍基地の周りの「基地村」と呼ばれる地域でアメリカ軍兵士相手の売春を強いられたとして、韓国政府を相手に国家賠償訴訟を起こしたわけです。
1953年の朝鮮戦争終結後の韓国国内で起きていた「米軍慰安婦」問題であります。
本件では、チキンな大新聞よりも、小学館発行の週刊誌・週刊ポストが毎週特集を組み熱心に報道しています、独走状態であります。
ネットでも記事を閲覧できますので読者にご紹介しておきましょう。
米軍慰安婦問題 韓国政府やメディアの見て見ぬふりこそ問題
2014.08.01 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20140801_267842.html
米軍慰安婦だった韓国人女性取材応じる 手取りは1晩10ドル
2014.08.04 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20140804_269361.html
米軍慰安婦問題 韓国政府とメディア黙殺も海外メディア動く
2014.08.05 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20140805_269370.html
米軍慰安婦で問われる朴槿恵氏の「歴史と向き合わぬ国」発言
2014.08.11 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20140811_269422.html
週刊ポストも指摘していますが、本件では朴槿恵(パク・クネ)政権は完全に沈黙しています、米軍慰安婦問題は彼女にとって父である朴正熙(パク・チョンヒ)が大統領だった時代の歴史的『負の遺産』になりつつあるわけです。
また韓国メディアも本件には積極的に報道しようとはしていません。
日本の従軍慰安婦問題への執拗な報道とは対照的ですね、韓国メディアは典型的なダブルスタンダード偏向報道であります。
そして本件で情けないのは普段人一倍人権にうるさいマスメディア、特に朝日新聞、毎日新聞、東京新聞です。
なぜ積極的に本件を取り上げないのか?
なぜ沈黙する?
・・・
ふう。
そんな情けない日本のマスメディアに成り代わり、韓国政府を痛烈に批判する発言をご紹介しましょう。
まずは、何も言いますまい、「米軍慰安婦問題」で韓国政府を痛罵(つうば)するこの辛辣なコメントをご一読あれ。
「このような卑屈で間抜けな売国奴らが権力のポストに就いているので、南朝鮮では今も米軍犯罪行為が日ごとにはびこり、数多くの人民が不幸と苦痛の中で身もだえしている」
「職を与えるという南朝鮮当局(韓国政府を指す)の言葉にだまされて米軍基地内に足を踏み入れたり、暴力団に拉致されて売春業者に売られて入った」
「米帝と南朝鮮の傀儡(かいらい、韓国当局を指す)こそ、人間であることをやめた野獣の群れ、恥しらず」
「事大主義の売国奴」
「人民がいつになっても羞恥と侮辱を免れることができず、不幸と災難から脱することができない」
うーん、「卑屈で間抜けな売国奴」、「人間であることをやめた野獣の群れ」、「恥しらず」、「事大主義の売国奴」、よくぞここまで侮蔑的表現を思いつくものです。
ある意味、感心しますです。
これらは北朝鮮国営の朝鮮中央通信が発したコメントであります。
13日付けサーチナ記事から。
北朝鮮が「米軍慰安婦問題」で韓国を非難・・・「卑屈で間抜けな売国奴」
サーチナ 8月13日(水)11時31分配信北朝鮮国営の朝鮮中央通信は11日付で、米軍慰安婦問題で韓国を非難する記事を発表した。朝鮮労働党機関紙の労働新聞の記事も引用し、同問題について当局は沈黙を続けているとして、「このような卑屈で間抜けな売国奴らが権力のポストに就いているので、南朝鮮では今も米軍犯罪行為が日ごとにはびこり、数多くの人民が不幸と苦痛の中で身もだえしている」などと論じた。
米軍慰安婦となった女性については「職を与えるという南朝鮮当局(韓国政府を指す)の言葉にだまされて米軍基地内に足を踏み入れたり、暴力団に拉致されて売春業者に売られて入った」と、完全に被害者だったとの見方を示した。
記事は、米軍慰安婦問題について「米帝と南朝鮮の傀儡(かいらい、韓国当局を指す)こそ、人間であることをやめた野獣の群れ、恥しらず」などと、米国、韓国の双方を非難した。
米国についてはさらに、自らが犯した性奴隷犯罪を立証する、否認できない客観的事実の前でも謝罪はおろか、「米軍の価値観」などと言葉を使い、犯罪の全責任を傀儡(かいらい、韓国当局を指す)にかぶせていると非難。
一方、韓国当局者は現在も、なんら説明できずにいると指摘し、「このような卑屈で間抜けな売国奴らが権力のポストに就いているので、南朝鮮では今も米軍犯罪行為が日ごとにはびこり、数多くの人民が不幸と苦痛の中で身もだえしている」と酷評した。
記事は改めて、韓国の現状について「米国の植民地支配」が続いていると主張。韓国当局者については、「事大主義の売国奴」と非難し、現状が続くかぎり「人民がいつになっても羞恥と侮辱を免れることができず、不幸と災難から脱することができない」ことが明らかになったと主張した。
(後略)
この記事の解説としてサーチナの編集担当の如月隼人氏は極めて冷静な解説を付けています。
いわゆる慰安婦問題で、何よりも問題になるのは「どのような人権侵害が、事実として存在したのか」ということになるはずだ。北朝鮮に、極めて深刻な人権問題が存在するのは間違いない。それでいて、韓国の人権侵害を口を極めて非難する、奇妙な報道をしたことになる。(編集担当:如月隼人)
うむ、「北朝鮮に、極めて深刻な人権問題が存在するのは間違いない。それでいて、韓国の人権侵害を口を極めて非難する、奇妙な報道をした」とは、正論であります。
本年度の『お前が言うな大賞』国際部門ノミネート間違いなしであります。
・・・
ふう。
サーチナの如月隼人氏が正しく指摘しているとおり、実際の北朝鮮は「極めて深刻な人権問題が存在する」独裁国家であり、一般国民は韓国よりもはるかに悪辣な圧政と経済的苦難に喘いでいるのであります。
しかし、本件に関する韓国政府の臆病な沈黙は報道で批判されてしかるべきです。
もちろん、朝鮮中央通信が用いている過激な表現は不要です。
朝日新聞、毎日新聞よ、この人権問題をなぜ取り上げない、朝鮮中央通信を少しは見習え、といいたいです。
暴論でしょうか?
(木走まさみず)