なぜ声だかに脱原発を唱える人々は非科学的な残念な人が多いのか?
当ブログでは公示前にすでに、「細川氏はババを引いて100%落選」すると予言しています。
2014-01-14 予言しましょう、都知事選で細川氏はババを引いて100%落選します
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20140114
理由は応援団の質があまりにも悪い、ババであるからというものであります。
コメント欄で木走は脱原発なんだから、細川さんを応援すべきではないのかと御叱りをいただきましたが、実際問題、現実に世論調査では細川さんの支持率は低迷しています、ババ引いて落選しそうなんだから、仕方ありません。
当ブログは自他ともに認める脱原発派であります。
私は原発再稼働には慎重を期すべしと主張してきた一人ですが、感情的情緒的に流されるのではなくあくまで科学的合理性を求めています。
私が日本列島の動力としては原発はそぐわない、結果的に高くつくと、科学的に考えてる根拠は、2年前のエントリーで示しています、関心のある読者はぜひご一読ください。
2012-05-07 世界地震震央分布と世界原発マップを重ねてみた
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20120507
科学的に100%安全であることを求めても人の作る発電システムでは不可能であることは承知しているつもりですが、それでもあれだけの事故に遭遇したわけですから、旧来の安全基準の全面的な見直しは必須だと考えています。
エネルギー問題は科学的合理性をもとに冷静な議論を経て決めていくべきであります。
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しかるにこの国で現在「脱原発」を主張している人々の非科学的主張はどうでしょう。
BLOGOSから2題。
まずは石井孝明氏のこのエントリー。
細川護煕都知事候補の頭の中身が心配だ - 石井 孝明
http://blogos.com/article/79257/
失礼してエントリーより細川護煕さんの発言部分を引用させていただきます。
「あれは完全にメルトダウンを起こしているということを、いろいろ分析をしていて。 それでアメリカはヨウ素を15000袋だっかな、既に2月の始めに配るという手筈を始めたということとかですね、それから、いま北極海とかいろんなところでシロクマ、アザラシ、その他の生物の大量死が続出していると、これはまさにその福島の影響であるということとか。いろんなものが出てきているわけです。これはまあ凄い話だと思いましたね」
福島の影響で「北極海とかいろんなところでシロクマ、アザラシ、その他の生物の大量死が続出している」とのたまっています。
有り得ません。
この発言だけでアウトです。
殿、ご乱心です。
しかも真正です。
次に田中龍作氏のこのエントリー。
放射能汚染の学校給食 「母親たちは限界にきている」
http://blogos.com/article/79241/
タイトルからして非科学的で困ったものですが、失礼して内部被曝を恐れる母親たちの発言部分を引用させていただきます。
会津の母親は子どもが給食のシイタケを食べて体調が悪くなった例を次々とあげた。「鼻血が出た」「じんましんが出た」……彼女は「子供を守りたいのか、被曝させたいのか(役人)一人ひとりに聞いてみたい」と食い下がった。
地元産の給食のシイタケを食べて被曝して「鼻血が出た」「じんましんが出た」などとのたまっています。
有り得ません。
鼻血が出るほど内部被ばくしたら100%死にます。
この記事自体、非科学的で根拠なく風評被害を助長しているといわざるを得ません。
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なぜ声だかに脱原発を唱える人々は非科学的な人が多いのでしょうか。
冷静に科学的に原発の議論をしたい者の一人としてたいへん残念なことであります。
(木走まさみず)