木走日記

場末の時事評論

平井卓也自民党ネットメディア局長に光あれ!!〜「自民党は他者の批判はせず」とか「黙れ、ばばあ!」とか、さすが元「電通」

 自由民主党ネットメディア局長の要職におわすのは、平井卓也衆議院議員(香川1区)55歳なのであります。

平井たくや公式サイト
http://www.hirataku.com/

 すごい、公式ホームページのURLが"hirataku.com"ですよ、実に「平たい」わかりやすいURLです、さすが自由民主党ネットメディア局長です、ネットに対する金の掛け方、もとい手間の掛け方が違うのです。

 で平井卓也氏ですが、四国では知らぬ人はいないという名門マスメディアオーナー一族のご出身なのであります。

 参議院副議長や郵政大臣を務めた元参議院議員平井太郎は祖父であります。

 元労働大臣の平井卓志は父。

 四国新聞社社主平井温子は母。

 四国新聞代表取締役CEO平井龍司は弟。

 ご自身も元「電通」社員、前職は西日本放送代表取締役社長という、どうです見事なボンボン、もとい三世議員なのであります。

平井卓也
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E4%BA%95%E5%8D%93%E4%B9%9F  

 で、平井議員、なんといっても自由民主党ネットメディア局長でありますから、普段からSNSなどを使いこなしております、この堂々たるつぶやきを見てご覧あれ。

https://twitter.com/hiratakuchan/status/346416823333449728

 自民党は他者の批判はせず、自分の政策を丁寧に訴えるのみです。

 うーん、ご立派です、さすがです、関係ないですがさすが元「電通」社員です、発言の重みが違います。

 さてそんな平井議員のある行動が東京新聞にてスクープ報道されています、29日付け東京新聞記事から。

自民・平井氏ネット党首討論に投稿 福島氏に「黙れ、ばばあ」

 自民党ネットメディア局長の平井卓也衆院議員が二十八日、インターネットで生中継された党首討論で、他党の党首の悪口を書き込んで投稿していた。 
 ネット中継はインターネット動画サイト「ニコニコ動画」で行われ、スマートフォン(多機能携帯電話)やパソコンから書き込んだメッセージが即時に画面上に流れる仕組み。動画の雰囲気にも影響する。
 中継会場で討論を聞いていた平井氏は、社民党福島瑞穂党首が冒頭発言した際に「黙れ、ばばあ!」、日本維新の会橋下徹共同代表の欠席が伝えられた際には「橋下、逃亡か?」などとスマートフォンで書き込んだ。一方、安倍晋三首相の発言に対しては「あべぴょん、がんばれ」など肯定的なメッセージを送っていた。
 平井氏は本紙の取材に「申し訳なかったが、(国会の)やじみたいなものだ。画面には流れていなかったはずだ」と述べた。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013062902000121.html

 社民党福島瑞穂党首が冒頭発言した際に「黙れ、ばばあ!」

 橋下徹共同代表の欠席が伝えられた際には「橋下、逃亡か?」

 安倍晋三首相の発言に対しては「あべぴょん、がんばれ」

 ・・・

 いかがでしょうか。 

 実に素晴らしい、ピンポイントで要約されたコメントの数々ではありませんか。

 「ばばあ!」とか少々言葉は悪いですが、それぞれ真実を突いているのです、正鵠を射ていますでしょ。

 なに、「申し訳なかったが、(国会の)やじみたいなものだ。画面には流れていなかったはずだ」と言い訳するもまったく悪びれることはありません、あっぱれです、すばらしいです、それでこそ自民党ネットメディア局長です、さすが元「電通」です。

 平井卓也自民党ネットメディア局長に光あれ!!

 ・・・

 ふう。

 ここからまじめな話。

 このボンボン馬鹿の悪評ぶりは地元香川では知る人ぞ知る有名な話だそうですが、こういう輩を自民党ネットメディア局長に据えている、安倍政権の人を見る目の無さが、とても気になります。

 私は安倍政権が謙虚にアベノミクスなどの経済政策を推進している限り支持していますが、参議院選でブラックなミッキーを候補に採用するとか、すごく気になります。

 どうも人事面などで「おごり」が目立つようで、すごく気になります。



(木走まさみず)