「民主党の国会議員、党員、サポーターは大バカ野郎」と喚く日刊ゲンダイ
意外に大差がつきましたネ。
菅 | 小沢 | |
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党員・サポーター(300P) | 249 | 51 |
地方議員(100P) | 60 | 40 |
国会議員(812P) | 412 | 400 |
合計(1212P) | 721 | 491 |
この結果をどう読むか。
党員・サポーター票で200Pの差がつくとは私の予想とは大きくずれてしまいましたが、300小選挙区の区割りでここまで差がついたことは小沢陣営にとっても誤算だったことでしょう。
党員・サポーター34万人の詳細の投票行動や両氏の得票数は現時点でわかりませんが、民主党党員・支持者の中での小沢支持者の割合は意外と一般の世論調査の結果に準じていたということでしょうか。
結果で見れば小沢氏はもはや民主党支持者内でも排除されていることが明らかになりました。
一方、国会議員の206人対200人という結果ですが、これは極めて接戦であったと言っていいでしょう。
ここではっきりしたことは、現在の政権党である民主党の国会議員たちは、民意どころか、完全におのが党員・サポーターの意思とすら乖離しているということです。
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これで興味深い動きが予想されます。
熱烈な小沢支持者達はこの結果をもって今度は民主党党員や支持者を「衆愚」呼ばわり始めることでしょう。
で、日刊ゲンダイ速報版を購入してみました。
さっそく「無能菅再選で一巻の終わり始まる」とぶち上げています。
小沢一郎に総理をやらせてみたかった。多くの国民がそう思っていたのではないか。この国の行方を決める民主党の代表戦は大新聞テレビの「小沢憎し」報道が功を奏し、世紀の低能首相が再選された。最悪首相が居座りでは、日本は一巻の終わりだ。この国は民主党とともに沈んでいくことになる。それが分からない民主党の国会議員、党員、サポーターは大バカ野郎だ。
(後略)
日刊ゲンダイ9月15日号 C版 紙面2面より抜粋。
どうですか、「民主党の国会議員、党員、サポーターは大バカ野郎」ですよ、これで報道記事ですと(苦笑)。
「小沢一郎に総理をやらせてみたかった。多くの国民がそう思っていたのではないか。」って、この結果からどうして多くの国民が小沢を支持しているなどの妄想ができるのか、いったい「大バカ野郎」はどっちなのか、頭が痛くなる記事ではあります。
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(木走まさみず)