木走日記

場末の時事評論

カメ語(KAME Language)

■カメ語(KAME Language)
亀田家のボクシング用語のこと。一般人にはかなり難解である。

(使用例)

■試合前
◆だいちゃん
 「負けたら切腹するで。お前、負けたら切腹するんか? 思いが違うねん。そのベルト、死ぬ気で奪いにいくわ」
◆だいちゃん
 「オレはKOするよ。見とってくれれば、わかるわ。おれのパンチは宇宙一や」

■試合中
◆おにいちゃん
「ヒジでもいいから目入れろ」

◆おとうちゃん
「玉(急所)打ってまえ」

■試合後
◆だいちゃん
「今回は完敗やった。それは素直に認める。初めての世界戦で課題も分かった。これからは精神面も鍛えていきたい。体と心をもっと鍛えてまた世界の舞台に立ちたい。応援してくれたファンのみんなにはぶさいくな試合をしてもうてほんまに悪いと思ってる。しばらくは休んで、そしてまたトレーニングを開始する。これからも応援よろしく頼んます」

◆おにいちゃん
「11ラウンドの開始前の俺の発言が誤解されてるみたいやけど、あれは亀田家のボクシング用語で誤解されてるようなもんやない。あれはヒジを上げてしっかりガードして、目の位置を狙えいう意味。亀田スタイルの基本や。それに今のグローブはサミング出来へんように親指のところが縫いつけられてるから、サミングなんて出来るわけあらへん。俺が大毅に反則をさせるような事は絶対にあらへん」

◆おとうちゃん
「11日のタイトル戦での大毅の反則行為は、故意ではありません。大毅の若さ、精神的な未熟さが出た結果だと思います。セコンドについたトレーナーとして大毅の反則行為を止められなかった事は反省しております。ただこれも闘志の現れであって、結果として反則行為となってしまったことをご理解していただきたい。大毅本人も深く反省し、一から出直す覚悟ですので、今後ともよろしくお願いいたします」(原文のまま)

(解説)
 このようにカメ語はいっけん日本語に近いが、あるイベント(試合)の前と後で目まぐるしくその用語や意味が変化し、日本語の意味と遊離していくという興味深い特徴がある。

 例えば「負けたら切腹するで」は、イベント後は「負けたらしばらくは休んで、そしてまたトレーニングを開始する」ということとなり、カメ語では「切腹」とは「しばらく休養をとり体力が回復したらトレーニングを開始すること」の意味だとわかる。

またイベント中の「ヒジでもいいから目入れろ」は、イベント後は「ヒジを上げてしっかりガードして、目の位置を狙え」という意味になる。

 同様に「玉(急所)打ってまえ」は、「玉を上げてしっかりガードして打て」という意味である(←ウソつけ)。

(木走まさみず)



<関連テキスト>
■テレビのピエロ・亀田興毅〜TBSが仕掛けたワイドショー化戦略と便乗するプロモートビジネス
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20060804/1154682192
■亀田父子処分問題で系列TBSを擁護する実に珍妙な【毎日社説】
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20071018