木走日記

場末の時事評論

アメリカ国粋主義者の小数意見まで報道する朝日記事の問題点〜百家争鳴・玉石混合の米国内の靖国論は冷静に分析していこう

●強烈な保守愛国主義の系譜に括られるべき米下院ハイド外交委員長の書簡

 昨日のエントリーにからみ、メールにておそらくリベラル派とおもわれる読者の方から、米下院のハイド外交委員長(82)=共和党=が、日本が模索している米議会での首相演説を実現するには「靖国神社を参拝しないことを自ら進んで表明する必要がある」とする趣旨の書簡を同党のハスタート下院議長に出していたというニュースはなぜ取り上げないのか、といった主旨のご意見をいただきました。

 うーん、ここ重要なところなんですが、私は米国議会内の靖国論は百家争鳴・玉石混合の状態にあるという認識を有しておりまして、私たち日本人は慎重に分析する必要があると思っています。

 かつ日本のメディア、特に朝日新聞産経新聞はこと「靖国問題」に関しては、ここを読まれているみなさまはよくご承知のようにかなり偏向した報道姿勢にあると考えていいでしょうから、この種の靖国がらみの朝日記事や産経記事は、発言している人物、報道している記事、二重にしっかりリテラシーしておく必要があると考えています。

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 情報いただいた朝日記事を登場人物を中心に検証いたしましょう。

首相の米議会演説向け「靖国不参拝表明を」 下院委員長

 6月末に予定される小泉首相の訪米をめぐり、米下院のハイド外交委員長(82)=共和党=が、日本が模索している米議会での首相演説を実現するには「靖国神社を参拝しないことを自ら進んで表明する必要がある」とする趣旨の書簡を同党のハスタート下院議長に出していたことが12日わかった。8月の終戦記念日前後の首相の靖国神社参拝を強く牽制(けん・せい)する内容だ。

 米議会筋によると、書簡は4月下旬に出された。まず、イラクアフガニスタンで米国を支援した強固な同盟の代表として首相の議会演説は基本的に歓迎する意向を表明。そのうえで、首相が演説の数週間後に靖国神社を参拝することへの懸念を示した。真珠湾攻撃に踏み切った東条英機元首相ら同神社に合祀(ごうし)されているA級戦犯に首相が敬意を示せば、フランクリン・ルーズベルト大統領が攻撃の直後に演説した場である米議会のメンツをつぶすことになるとしている。

 さらに、真珠湾攻撃を記憶している世代にとっては、首相の議会演説と靖国参拝が連続することは懸念を感じるにとどまらず、侮辱されたとすら思うだろう、と指摘。「演説後に靖国参拝はしないと議会側が理解し、納得できるような何らかの措置をとってほしい」と求めているという。

 日本側は良好な日米関係をアピールする狙いから、首相訪米時に上下両院の合同会議で演説することを模索している。米議会の資料によると、実現すれば日本の首相としては初めて。合同会議での演説は上下両院の同意が必要とされており、上院側では首相演説に懸念を表明する動きは出ていない。書簡に対するハスタート下院議長からの返答はまだないという。

 ハイド氏は第2次世界大戦当時、フィリピン海戦などに参戦した経験のあるベテラン議員。昨年秋にも小泉首相靖国神社参拝をめぐって「(アジアの)対話が阻害されるとしたら残念だ」などと懸念を示す書簡を加藤良三駐米大使に送っている。

2006年05月13日15時37分
http://www.asahi.com/politics/update/0513/006.html

 真珠湾攻撃に踏み切った東条英機元首相ら同神社に合祀(ごうし)されているA級戦犯に首相が敬意を示せば、フランクリン・ルーズベルト大統領が攻撃の直後に演説した場である米議会のメンツをつぶすことになる」とは、ヘンリー・ハイド米下院外交委院長も強烈な言い回しの書簡を提出したものです。

 現時点でこの記事内容を肯定する材料も否定する材料も当ブログは有していませんが、この記事の内容が正しいとして、私はこの書簡の内容に別段驚きはしないのです。

 ヘンリー・ハイド米下院外交委院長、彼は典型的な保守愛国主義であり、「第2次世界大戦当時、フィリピン海戦などに参戦した経験のあるベテラン議員」であり、かねがね敗戦国日本の首相が戦犯「トージョー」を参拝するのは我慢ならないと公言してきた人物です。

 彼は今回のような書簡を去年の秋にも日本政府宛に送りつけています。

 なぜか日本メディアでは赤旗以外、ほとんど報道されませんでしたが当時の韓国中央日報記事から・・・

米ハイド委員長、日本首相・議員の靖国参拝に「遺憾」

ヘンリー・ハイド米下院国際関係委員長が、小泉純一郎首相をはじめとする日本政府関係者らの靖国神社参拝に対し、強い遺憾を表明する内容の書簡を日本政府に送った。

ハイド委員長は20日、加藤良三駐米日本大使あてに送った書簡で、「靖国神社東条英機ら戦犯を合祀したところ」とし、「日本政府関係者らの神社参拝を遺憾(some regret)に思う」と明らかにした。 ハイド委員長はまた「靖国神社は太平洋戦争を起こした軍国主義性向(militaristic attitudes)の象徴になった」と指摘した。

ハイド委員長は、日本政府の一部の関係者らが東条英機らに有罪判決を下した東京戦犯裁判を‘勝者の正義’として認めようとしないことについて、「東京裁判ニュルンベルク戦犯裁判と同じく‘勝者の正義’ではない」とし、両裁判で「ナチス・ドイツファシスト・イタリア、軍国主義日本などが全世界人の基本人権と民主制度を脅かす侵略戦争を起こした」と指摘した事実を強調した。

ハイド委員長は来月に釜山(プサン)で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などに触れながら、「領域内国家らが歴史問題の懸案で建設的な対話ができなければ、米日両国にも利益にならないだろう」と述べた。

ワシントン=姜賛昊(カン・チャンホ)特派員

2005.10.23 18:04:34
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=68872&servcode=200§code=200

 ヘンリー・ハイド氏の部下で朝鮮半島問題に詳しいデニス・ハルピン米下院国際関係委専門委員も同様に日本の歴史歪曲に痛烈に非難を繰り返しています。

ハルピン米下院専門委員、日本の歴史歪曲痛烈に非難

「日本は過去の歴史をきちんと謝罪しない限り、安保理常任理事国になることができない」−−。

米議会内の対韓半島保守勢力を代表するデニス・ハルピン米下院国際関係委専門委員が日本の歴史歪曲(わいきょく)についてこのように強力に批判した。

19日、米議員会館で開かれた韓米研究所(ICAS)セミナーの主題演説「60年間解決できない日本の歴史遺産」からだ。 この日ハルピン氏は、日本の歴史歪曲を強い調子で批判するとともに、韓国や中国の対日感情に顔を背けたまま親日路線を固守する米国まで批判した。 ハルピン氏の私見ではあるが、米議会内で日本の批判が公開提起されたこと自体が例のないことだ。

◇「米、韓国対日感情を理解しなければ」=ハルピン氏は「米国は日本を安保理常任理事国にしてアジアの「英国」(血の同盟)とみなそうとするが、これは現実的に不可能な夢だ」と一喝した。「日本は過去、ドイツのビリー・ブラント首相がポーランドでひざまずいたように、きちんと過去の歴史を反省しない限り、どんなにお金をつぎこんでも安保理議席を獲得することはできないからだ」と話している。

ハルピン氏は「ワシントンは、日本が十分に謝罪したということから韓国や中国など周辺国が硬直してしまったのではないかという」とし「しかし小泉純一郎首相がジャカルタで『過去史遺憾』を表明した4月22日、日本の議員81人は靖国神社を参拝しA級戦犯14人に頭を下げている」と指摘した。そして「米国ならばドイツ議員らがナチス追慕式に集団参加することを想像もできるだろうか」と反問した。

また「日本は靖国神社のそばに真珠湾空襲と南京大虐殺を正当化する遊就館(太平洋戦争記念館)を建設した」とし「これでも日本が何の謝罪をしたというのか」と批判した。

◇「靖国戦犯位牌撤去せよ」=ハルピン氏は「(米国の)一部では韓国や中国の政府や国粋主義者らが日本の過去の問題を自国の政治的目的に利用していると主張している」とし「これは歴史に対する無知と誤解をあらわしたもの」と指摘した。

ハルピン氏は「両国の(日本の蛮行に対する)感情は深いし、真実だ」とし「韓国で11年、中国で4年暮らしたので、そのようなことはよく知っている」と述べた。

ハルピン氏は結論として「日本は戦犯らに頭など下げずに、靖国に設置された戦犯位牌を撤去せよ」とし「そうでなければ韓国など周辺国とずっと気まずくならざるを得ないだろう」と要求した。

ワシントン=姜賛昊(カン・チャンホ)特派員

2005.05.20 09:46:26
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=63706&servcode=200§code=200

 デニス・ハルピン委員は1971年平和奉仕団員として訪韓し、2年間英語講師をするなど3回も韓国で暮らした経験がある韓国通であります。

現在、名誉釜山(プサン)市民であり、夫人も釜山出身の韓国人なのであります。



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 彼等の発言がかなり偏狭なアメリカ的愛国心による言動であることは、最近の北朝鮮よりの韓国政府の政策に対して、過激と思えるほど扇動的な言葉で批判し始めていることでも明らかでしょう。

「韓国は誰が敵なのかハッキリさせるべき」

ヘンリー・ハイド外交委員長

 韓国は安保問題について米国を混乱させるシグナルを送っており、韓国は誰が敵なのかハッキリさせるべきだと、ヘンリー・ハイド(共和党イリノイ州)下院外交委員長が10日、主張した。

 ハイド委員長は同日、下院で開かれた『韓半島:6か国協議と核問題』聴聞会での冒頭発言を通じ、「ソウルで起きる安保問題に対する混乱したシグナルは我々が北朝鮮との間で直面している挑戦をより難しいものにさせるだけ」としながら、「韓国は誰が敵なのかハッキリさせなければならない」と述べた。

 また、「米国と韓国は北朝鮮の核問題解決のため団結しなければならず、両国間の誤解は北朝鮮に利用されるだろう」としながら、「韓国と中国は北朝鮮に対する経済支援のレベルを再考すべき」としている。

記事入力 : 2005/03/11 10:24
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/11/20050311000008.html

 昨年三月には、ヘンリー・ハイド外交委員長は「韓国は安保問題について米国を混乱させるシグナルを送っており、韓国は誰が敵なのかハッキリさせるべきだ」と韓国政府を痛烈に批判しています。

 また、デニス・ハルピン氏は昨年10月に、「韓国は北朝鮮宣伝にもてあそばれるトロイの木馬」であると韓国政府を罵倒しています。

「韓国は北朝鮮宣伝にもてあそばれるトロイの木馬」米デニス・ハルピン議員
2005.10.13 11:16:23  韓国中央日報記事
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=68542&servcode=200§code=200

 興味深いのはこの記事でデニス・ハルピン氏は、彼の信条の本質部分をさらけ出しています。

米議会韓半島専門家のデニス・ハルピン下院外交委員会専門委員が北朝鮮に融和的な韓国の雰囲気を「トロイの木馬」に例えながら、最近の韓米関係を痛烈に批判した。

ハルピン委員は11日(現地時間)、ワシントンで開かれた韓米研究所(ICAS)主催のセミナーに出席、「韓国社会が同盟国家の米国に背を向けて北朝鮮との和解にばかり熱を上げている」として「韓国は北朝鮮の宣伝術にもてあそばれるトロイの木馬と同じだ」と非難した。

同議員はこの日、いろいろなたとえを動員しながら、最近、韓国の反米の雰囲気と対北朝鮮癒着の動きを1つ1つ取り上げて論じた。

また同議員はまず「金大中(キム・デジュン)政府の太陽政策以後、南北和解の努力は見られる半面、韓米同盟は軽視されている」とし「韓国内世論調査を見ると『ヤンキー、ゴーホーム』は今後、北朝鮮だけに通用するスローガンではない」と指摘した。それとともに「南北和解の代価が米国の象徴を拒否するところまで行かなければならないのか。マッカーサー将軍に戦犯だと烙印を押し、彼の銅像をなくしてすっきりしたとでもいうのか」と反問した。

引き続き「韓国内で北朝鮮の理念的目標を助長する核心は全教組」と主張した。

マッカーサー銅像に石を投げた若者たちこそ全教組教師が教える教室で歴史を習っており、韓国の教育部は教科課程に対する統制力をすでに喪失した状態」とも述べた。

(後略)

 ようは、アメリカ保守愛国主義者の彼の本音は「「南北和解の代価が米国の象徴を拒否するところまで行かなければならないのか。マッカーサー将軍に戦犯だと烙印を押し、彼の銅像をなくしてすっきりしたとでもいうのか」という反問の言葉に凝縮しています。

 「マッカーサー銅像に石を投げた若者たちこそ全教組教師が教える教室で歴史を習っており、韓国の教育部は教科課程に対する統制力をすでに喪失した状態」として、韓国の愛国教育に対しても糾弾しています。

 よほど、「マッカーサー銅像に石を投げた若者たち」にご立腹なのでしょう(苦笑

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 今、検証したとおり、小泉靖国批判を声高に叫ぶ、ヘンリー・ハイド米下院国際関係委員長も、部下で朝鮮半島問題に詳しいデニス・ハルピン米下院国際関係委専門委員も、彼等共和党右派の靖国参拝批判は、アメリカの「正義」に絶対的な忠誠を示している偏狭な主張にすぎません。

 彼等の「靖国批判」は、米国の「正義」に対する絶対的忠誠心であり、強烈な保守愛国主義の系譜に括られるべき意見であり、米議会内では極めて少数派であります。

 彼等にすれば米国の「正義」に対するいかなる挑発行為も、「許されざる行い」なのであり、戦犯「トージョー」を参拝する行為は栄光ある米国の「正義」に対する無謀な挑戦と映るのでありましょう。

 つまり、これらヘンリー・ハイド氏やデニス・ハルピン氏など共和党右派の「靖国参拝批判」は、朝日新聞が期待する(?)理性的な靖国批判とは似て非なるモノなのです。



靖国への参拝は日本を傷つけているといわざるを得ない〜ジョセフ・ナイハーバード大学教授

 本日(16日)、ジョセフ・ナイハーバード大学教授のインタビュー記事がニッケイネットに掲載されました。

 ジョセフ・ナイ氏は、アメリカのリベラル派を代表する国際政治学者でありまして、1993〜94年に米国家情報会議議長、1994〜95年にクリントン政権国防総省次官補(国際安全保障政策担当)を歴任しました。

 クリントン政権では日米安全保障同盟の再構築プロセスをリードし、その堅実でかつ冷静な決して軍事を優先してはいない論説は、私の大好きなアメリカ人学者の一人です。

 昨日取り上げた、マイケル・グリーン氏が、ブッシュ政権下で日米同盟強化を推進してきたキーマンであり、ブッシュ政権の東アジア外交の政策立案に深く関わってきた保守派戦略家の代表であるとすれば、まさにジョセフ・ナイ氏は、民主党よりのリベラル戦略家の代表と申せましょう。

 今日(16日)の日経ネット記事から、靖国関係の氏の発言部分を抜粋してご紹介いたしましょう。

米外交の課題と展望――ジョセフ・ナイハーバード大学教授に聞く(5/17)

 (前略)

カ−ドは日本が握っている――日米中関係と靖国問題

――小泉純一郎首相による靖国神社参拝を発端として、日中関係の悪化がとまらない。

「東アジア全体の安定を考えれば、日米中の三角関係を安定させることが望ましい。日米関係はとても良好で、米中も良い状態だ。しかし、日中関係だけは良くない。この三角関係を安定させた上で、経済繁栄を続けることが3カ国にとっても利益になるはずだ」

「いわゆる靖国問題については、日本が決めることで、それは米国でも中国でもない。しかし、日本の友人として言えば、靖国への参拝は日本を傷つけているといわざるを得ない。日本の友人として、米国はそれを告げるべきだ。私見を言えば、『私は靖国に行く権利を持っているが、それを行使しないことを決めた』と日本の首相が言えるのではないか。そうすれば、『靖国に行かない』というのは首相自身の決定ということになる。それによって、歴史カードを中国の手から取り上げることができる」

「中国はこの靖国問題に焦点を当てることで、アジアにおける日本のソフトパワーを減退させることに成功している。アジア各国を(日本が軍国主義を採用していた)1930年代に連れ戻しているのだ。もし、日本の首相がこの靖国カードを机の上から取り上げて、ポケットに入れてしまえば、中国からこの歴史カードという武器を取り上げることができる」
 (後略)

http://www.nikkei.co.jp/neteye5/sunohara/index.html

 彼は知日家でかつ知略家でありますから、靖国参拝問題で揺れている日本国内の微妙な空気をよく知っています。

 ですから、その言い回しは絶妙で、まず、「いわゆる靖国問題については、日本が決めることで、それは米国でも中国でもない。」とし、日本の保守派に配慮するように靖国は日本の問題であり他国が干渉すべきではないという前提を示します。

 彼の主張は明快で、「私見を言えば、『私は靖国に行く権利を持っているが、それを行使しないことを決めた』と日本の首相が言えるのではないか。」という提案に凝縮しています。

 彼の論は、「靖国への参拝は日本を傷つけているといわざるを得ない」という視点の上に構築されているのは興味深いところです。

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アメリ国粋主義者の小数意見まで報道する朝日記事の問題点〜百家争鳴・玉石混合の米国内の靖国論は冷静に分析していこう

 最初にも述べましたが、米国議会内の靖国論は百家争鳴・玉石混合の状態にあるわけで、私たち日本人はひとつひとつの発言や報道は、慎重に検討・分析する必要があると思っています。

 その意味で、朝日新聞のように、靖国反対発言ならば偏狭とも言えるアメリ国粋主義者である共和党最右派の発言まで肯定的に報道するのはいかがなものでしょうか。

 日本国内の右派には冷淡な朝日新聞ですが、「靖国参拝反対」ならばアメリカの愛国主義者には、その偏狭さに目をつむって報道するというのでは、説得力がありません。

 これではかえって逆効果ではないでしょうか。

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 ここは、冷静な議論が必要です。

 私は、かつてアメリカの政権内で安全保障政策担当をした、元ブッシュ政権マイケル・グリーン氏、そして上記インタビューを応えている元クリントン政権ジョセフ・ナイ氏、保守派とリベラル派のアメリカを代表する2人の聡明な政治学者が、ここへ来て揃って日本に対し「靖国参拝」に対する警告を発していることは、重要なメッセージ性があると思っています。



(木走まさみず)



<関連テキスト>
■[政治]米国保守派からの警告〜「海洋国家」米国の対日政策は決して一枚岩ではない
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20060515