木走日記

場末の時事評論

日曜放談

責任を取らない投資ジャンキー(中毒者)が「ソブリンリスク」を高めている

「実業」の対義語で「虚業」という言葉があります。 この国では、大衆を騙くらかす胡散臭い事業、「土地ころがし」や「ねずみ講」など、具体的価値を生み出すことのない、実体なき事業を指すことが多いですが、特定の事業を指す言葉ではなく、使用される範囲…

"Curse of Egawa Scandal"

ここ10日間ほどで起こった読売巨人軍の内紛劇を読売記事でトレースしておこう。 始まりは11日の読売巨人軍の清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)の文部科学省内での異例の記者会見だった。 巨人のコーチ人事、会長が指示と批判…清武代表 (201…

実は明治の人が指導する戦争は勝てなかった〜ある時代でイベントを起こした責任者は実は前時代の人たちだったという話

今回は時事を離れて放談したいです。 英語で10年紀、10年のことをdecade(発音はディケードではなくデケイドとデが強め)と言いますが、欧米人は10年単位でまとめて時代を考察することが多いわけです。 50年代のポップス音楽を「フィフティーズ」と…